コラム

文系と理系の違いは?後悔しない決め方のポイントをご紹介!

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2年生のクラス分けで文系と理系のどちらに進むかは、受験に向けての数年間と大学進学後のキャンパスライフ、そして何より社会に出た後の職種への影響が非常に大きいです。

自分1人では何から考え始めればいいか分からなくなり、現時点での学力のみを判断基準としたり、第三者の意見のみに流されたりしてしまうと、長いスパンで後悔を残したまま学習を進めることになってしまいます。

そうならないためにも、何を判断基準とするかを早めに決定し、着実に希望する進路へと進んでいきましょう。

文理選択のポイント・違い

理系と文系

文系と理系の違いを踏まえた決め方ができれば納得したうえで受験勉強を進められるだけでなく、大学入学後のギャップもほとんどなく、キャリアプランの作成が容易になります。

そのためには、まず文系と理系における
「受験教科」
「大学のカリキュラムとスケジュール配分の違い」
「社会に出た後に進みたい方向性」

を整理しておくことが必須です。

この記事を参考に自分の好みや得意と照らし合わせながら、進路について今一度より深く考えてみてください。

ポイント・違い|①高校・大学での学習内容

文系と理系の1番の違いは、以下の2点です
【高校で学ぶ教科内容】
【大学進学において選ぶことのできる学部】

具体的には、文系クラスでは理科と数学の履修が不必要もしくは基礎的な部分のみの履修が必要なのに対して、理系クラスでは理科と数学の2教科共に応用まで深く学ぶことが求められます。

国公立大学進学を目指す場合はこの限りではありませんが、文系では3教科受験も可能であるのと対照的に、理系では文系教科である国語と英語の学習も必須です。

理系の要とも言える数学は基本公式を暗記するだけでは解けない問題が多いため、公式を足掛かりに応用して思考しなければならず、その点が文系理系学生の両方から敬遠されるところではあります。

しかし、裏を返せば、途中までのプロセスを考えることさえできれば部分点を取得できるという良さも存在するため、決め方のポイントの1つとして、自身が進みたい方向性が文系学部なのか理系学部なのかを調査してみるという方法もあるでしょう。

【文系学部】
文学部・社会学部・法学部・教育学部・外国語学部・国際関係学部
【理系学部】
工学部・理学部・理工学部・医学部・歯学部・薬学部・農学部

文系学部と理系学部の詳細を簡単にまとめると以上のようになります。

ポイント・違い|➁大学進学後の生活スタイル・スケジュール配分

大学進学後の生活スタイルやスケジュール配分も文系と理系では違いがあり、文系は多面的な学び方をすることが多く、時間の使い方も比較的フレキシブルに自分の裁量で決めていくことが可能です。

文系学部では比較的余裕を持ったタイムスケジュールを組みやすいため、「サークル活動・アルバイト・企業のインターンシップ・レポートや論文の多数執筆」などの校外活動にも注力したい人には向いている決め方だと言えます。

また、文系は理系に比べてどちらかと言えばゼネラリスト養成の側面があり、「大学生活を通して将来の仕事を決めていこう」と考えている学生が多いです。

ゼミで教授や他学生との議論を深めたり、校外活動で幅広い年齢層の人と交流をしたりと、コミュニケーションスキルの向上を見込めますが、柔軟な時間の使い方をできるかどうかは個々人の意志力にかかっています。

前述した文系と異なり、理系は一点集中の学び方で、かつ綿密に練られたカリキュラムの元に実験や製図などの実習が行われるため、どうしても長時間拘束となります。

長時間拘束にはなりますが、学内の研究施設の活用や専門性の習得、スペシャリストとして将来に直結する学問を学ぶことができる点を考慮すると、将来やりたいことがはっきり決まっている人にとっては最適です。

理系と文系のその他の違いとしては、4年間にかかる学費や大学卒業後の大学院進学率も挙げられます。

ポイント・違い|➂将来設計からの逆算と細分化

文理選択における違いは、決め方によっては就職先の選択肢を限定的なものとしたり、道を増やして広範的なものとしたり、上述した以外にも将来設計に関して大きく影響を与えます。

「仕事に直結する学問」
「芸術や人文学など人間の根幹に関わる学問」
「自身の興味を突き詰めることのできる学問」

以上のように学部は学部の人の数だけ正解が存在しますが、取りたい資格や希望職種に就くために必須の資格がある場合、その資格が独力で取得可能なものか、あるいはその学部に進学することが前提条件なのか等よくリサーチをしておかなければなりません。

「変化が激しい社会の流れを受けて、文系理系の枠組みに囚われない学びをしたいと考えている人」や「文系理系どちらの学問にも興味があって、体系的に学びたいと考えている人」には「社会心理学部・情報学部・生活科学学部・経済学部・スポーツ科学部」などの【文理融合学部】という決め方もあります。

文系選択におけるメリット・デメリット

文系選択のメリットとデメリット

文系を選択するメリットは、理数教科のカットもしくは理数教科における最低限範囲の学習でよい点、および大学生活における自己裁量権の大きさです。

4年間を通じて「自分の興味があることを全て学習し、アルバイトやインターンシップに精を出すこと」が叶う環境で納得のいくキャンパスライフを送りやすく、また理系に比べて学費を抑えやすいです。

文系は「浮いたコストを語学留学や資格取得に向けたダブルスクールまたは試合の多いクラブ活動へ充てること」が実現できますね。

反してデメリットとしては、先に述べた「自律性がないと空いた時間を上手に使いこなせない点」の他に「大学や社会で引き続き求められる論理的思考力が育ちにくい点」や「仮に文理選択終了後に理系への転向を希望しても、教科に対する補足範囲が広すぎて理転はほぼ不可能である点」が挙げられます

しかし、文系理系どちらにおいても学年途中での理転や文転は望ましくないことを考えると、主なデメリットは論理的思考力についてと時間を有効に使う意志力についての2点です。

理系選択におけるメリット・デメリット

理系選択のメリットとデメリット

理系を選択するメリットは、理数教科を深くまで学習することによって身に着く論理的思考力、および大学で学ぶ内容の将来への直結しやすさです。

4年間または大学院の修士課程や博士課程を含めた6~9年間、「研究室を活用した専門的な研究に従事すること」が叶う環境で自他の求める研究活動に幅広く関与する機会が与えられます。

また文系に比べて実習などで授業が詰まっていることが多いため、「なんとなく過ごしていたら、大学生活がモラトリアム期間として終わってしまったということ」は起こりにくいと言えます。

反してデメリットとしては、先に述べた「実習の多さから来る忙しさ」の他に「大学入学後に求められる海外論文の読解や執筆に必要な英語への苦手意識が文系学生より大きく見受けられる点」が挙げられます

しかし、受験勉強のうちからしっかりと取り組んでおけばさほど支障は出ず、得意教科にまでレベルアップした場合には、他の理系学生との差別化を図ることが可能です。

文理選択のポイント・違い|まとめ

ここまで文系理系の違いと決め方のポイントについて解説してきました

一般的には1年生の夏に各大学でオープンキャンパス、そして年明けに高校で文理選択のための面談が行われ、2年生から文系と理系に分かれたクラス編成となります。

大学で修める学問は4年間、大学院に進学する場合にはそれ以上の年数を充てることになるため、自分が学習し続けられる内容かどうかを「好き」と「得意」両方の観点からよく考えることが重要です。

自身の納得いく方向性を定めることで受験勉強や出願準備を軌道に乗せ、残りの高校生活も自己研磨を続けていきましょう。

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