数ある模試の中でも有名どころの東進模試ですが、難しいという受験生が多い傾向があります。
果たして実際のところ、東進模試の難易度はどの程度なのでしょうか?
今回は、東進模試の特徴や、東進模試の難易度を他予備校の模試と比較してご紹介します。
これから東進模試の受験を考えていたり、どの模試を受けようか悩んでいる受験生は参考にしてみてください。
東進模試の特徴
東進模試は「学力を測る」だけでなく「学力を伸ばす」ことに力を入れています。
そのため成績表がとっても詳しいのが特徴です。
東進模試が難しいと言われている理由を1つ1つ見ていきましょう。
東進模試の特徴|難易度
模試の種類によりますが、東進模試の難易度は標準〜難関レベルとなっております。
東進模試は模試の種類によって年に4〜5回実施されますが、毎回難しさは変わりません。
そのため、1回目より2回目に受験した模試の点数が良ければ自分が成長したことが明確に判断できます。
他の予備校模試では春から冬にかけて徐々に高難易度になるというものもありますので、前回は結果が良かったのに2回目は下がってしまったということも珍しくありませんが、東進模試は難易度が変わらないので実力の推移を把握しやすいです。
東進模試の特徴|評価方法
東進模試の評価方法は、「絶対評価」と「相対評価」の2つを合わせたものになっています。
「絶対評価」とは、点数をあらかじめ決められた基準で判別することで、数値化されたはっきりとした基準があるため、他の受験者の点数に影響されることなく公平な判定であることがメリットです。
「相対評価」とは、全ての受験者の点数のばらつきを踏まえて、自分がどの位置にいるのか判別することなので、集団の中で順位をつけられることで他者と比較し、より高い目標に向かっていくことができるメリットがあります。
この2つの評価方法を組み合わせることで、様々な角度から受験本番を想定した志望校合格判定が可能となるだけでなく、受験者総数のなかでの現在の自分の順位やあと何点とれば志望校に合格できるのかがはっきりと分かります。
自分の苦手な分野がわかることはもちろん、それぞれの科目の苦手な単元ジャンルまで詳細に分析してくれるため、優先順位をつけてその後の自己学習につなげることが可能です。
また、定期的に実施される模試を受けることで「学力の伸びの推移」を把握することもできます。
他有名予備校との難易度を比較
今回は河合模試、駿台模試、東進模試、進研模試の4つの模試で難易度を比較してみました。
マーク模試と記述模試に分けてご紹介します。
【マーク模試の比較】
模試の種類 | 難易度 | 受験者数 | 受験者のレベル |
---|---|---|---|
河合模試 | 普通 | 多い | 普通 |
駿台模試 | 普通 | 多い | 普通 |
東進模試 | 普通 | 普通 | 普通 |
進研模試 | 易 | 少ない | 低い |
【記述模試の比較】
模試の種類 | 難易度 | 受験者数 | 受験者のレベル |
---|---|---|---|
河合模試 | 易~難 | 多い | 普通~高 |
駿台模試 | 易~難 | 多い | 普通~高 |
東進模試 | 普通 | 普通 | 普通 |
進研模試 | 易 | 多い | 低い |
全体のイメージとしてはこのような感じです。
ちなみに各予備校は志望校の難易度に合わせた模試を数多く実施しているので、それぞれの模試によって難易度設定が違うことはあらかじめお伝えしておきます。
難しいと言われがちの東進模試ですが、実際はそのようなことはないようです。
「センター試験本番模試」は名前の通り実際のセンター試験と同程度の難易度と言えます。
河合模試は多くの受験生が受験するので正確な合否判定を知ることができ、駿台模試は難易度が高めなので全国の猛者たちと腕試しをしたい方にはオススメです。
進研模試はこの中では唯一個人での申し込みが不可で、学校単位での申し込みとなるため、受験者数は最も多いですが、その分難易度は低く設定されていることが特徴です。
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東進模試は難しい?難易度比較|まとめ
今回は東進模試の難易度を他予備校の模試と比較しました。
難しいと思われがちな東進模試ですが意外と普通レベル程度であることが分かりました。
模試は自分の学力や苦手な分野を客観的に知り、本番までの自己学習を深めていくために必要な試験になりますので、是非受験してみてください。