東進ハイスクールに入りたいけど、「やめた方がいい」という評判も多く、判断に迷っているという人も多いと思います。
東進は有名講師の授業や映像学習で知られる大手予備校ですが、一方で「料金が高い」「合わなかった」という声もあり、入会前に迷う人は少なくありません。
本記事では、東進ハイスクールの特徴や悪い口コミ、メリット・デメリットを整理した上で、本当にやめた方がいいのかを考察していきます。
最後に結論として「どんな人に向いていて、どんな人には向かないのか」も解説するので、予備校選びの参考になれば幸いです。
東進ハイスクールとは?特徴をわかりやすく紹介

東進ハイスクールは、全国に校舎を展開する大手予備校のひとつです。
他の予備校と比べて映像授業を中心に学習を進めるのが大きな特徴です。
映像授業が中心の学習
東進ハイスクールの一番の特徴は、授業が「映像授業」で行われることです。
教室に通って黒板を前に授業を受けるのではなく、パソコンや専用ブースで録画された講義を受講します。
映像授業の強みは、自分のペースで進められる点です。
部活や学校行事で忙しくても、スケジュールを調整して学習を進めることができます。
そのため、自分で計画的に学習を進める力も求められます。
有名講師の授業を全国どこでも受けられる
東進の大きな魅力は、テレビや参考書で見かける有名講師の授業を全国どの校舎でも受けられることです。
普通なら首都圏の一部でしか受けられないハイレベルな授業を、地方に住んでいても同じように体験できます。
苦手科目を克服したい人や、得意科目をさらに伸ばしたい人にとって、質の高い授業を受講できるのは大きなメリットです。
担任制度で学習計画をサポート
映像授業だけだと、自分一人で勉強を続けられるかなと不安に思う人もいるでしょう。
東進では、担任や担任助手と呼ばれるスタッフがつき、学習計画の相談や進捗確認をしてくれます。
今週はどの授業を進めるかであったり、模試の結果をどう活かすかといった相談ができるため、一人で勉強するよりモチベーションを維持しやすい仕組みになっています。
「東進はやめた方がいい」と言われる理由

東進ハイスクールには良い点もある一方で、口コミを調べてみると「東進はやめた方がいい」と出てくることもあり、通塾に不安を感じる人も少なくありません。
そこで、東進の実際の口コミをまとめて、東進はやめた方がいいと言われる理由をご紹介します。
料金が高いという声が多い
最も多い不満が「料金の高さ」です。
ある保護者の口コミでは、「半年で50万円かかったのに効果を実感できず、秋にはさらに80万円を提示された」という声もありました。
結果的に塾を辞め、自学で旧帝大に合格したようです。
また、他の口コミでも「年間100万以上かかるのに、講座の内容はそこまで最新ではない」「複数の講座をセットで買わされる」といった体験談があり、費用対効果に不満を感じる人が目立ちます。
映像授業が合わない人もいる
東進の売りである映像授業は「わかりやすい」「有名講師の授業を受けられる」という好意的な評価もある一方で、批判もあるようです。
例えば、「受け身の授業で集中力が続かない」「質問をすぐにできず理解が止まってしまった」といった意見です。
また、「いつでも受けられるはずが、校舎の時間割に縛られて受講できなかった」という口コミもあり、自由に学習できないことに不満がある人もいました。
校舎や担任によってサポートに差がある
東進では担任や担任助手がサポートを行いますが、その質には大きな差があるという声が多く寄せられています。
ある口コミでは、「受験校の相談まで大学生アルバイトに任されてしまい、結果的に浪人した」という厳しい意見もありました。
また、「グループ面談が時間の無駄に感じる」「プライベートに過干渉で逆にモチベーションが下がった」という体験談も見られました。
授業そのものは良いのに、スタッフや校舎の環境に不満が残ると感じる人が多く、結果としてやめた方が良いと感じる人もいるようです。
東進ハイスクールのメリット

悪い口コミもありますが、一方で「東進に通ってよかった」という声も多くあります。
ここでは実際の体験談をふまえつつ、東進ハイスクールのメリットを紹介します。
トップ講師の授業を受けられる
東進最大の魅力は、テレビや参考書で有名な講師陣の授業を全国どこでも受けられることです。
口コミでも「地元の予備校では受けられないレベルの講義を体験できた」、「有名講師の解説が分かりやすく、学校の授業より理解できた」といった声が多く見られます。
特に難関大学志望の受験生にとっては、トップレベルの授業を直接受けられるのは大きなメリットといえるでしょう。
自分のペースで学習を進めやすい
映像授業なので、部活や学校行事で忙しい高校生でも自分のスケジュールに合わせて学習を進められます。
実際の口コミでは、「部活が終わった夜に受講できた」「朝型の生活リズムに合わせて授業を見られた」といった自由度の高さを評価する人もいました。
一斉授業とは違って、苦手分野を重点的に学んだり、先取りでどんどん進めたりできるのもポイントです。
映像授業なので復習・繰り返し視聴できる
「わからなかったところを何度も見返せる」という点も受験生から好評です。
特に数学や英語のように理解が重要な科目では、「同じ講義を繰り返し見ることで定着した」「巻き戻ししてノートを丁寧に取れるのが助かった」といった口コミが目立ちました。
対面授業だと一度きりで聞き逃したら終わりですが、映像授業なら繰り返し確認できるため、復習することも可能です。
東進ハイスクールのデメリット

メリットがある一方で、東進にはデメリットや注意点もあります。
実際に通った人の口コミからも「やめた方がいい」と感じる理由として次のようなものが挙げられます。
料金が他予備校より高め
東進の大きなネックは料金の高さです。
映像授業を1講座ごとに料金を支払うので、複数教科を取ると年間で数十万円になることもあります。
口コミでは「思った以上に高額で親に負担をかけた」「模試や教材費を含めると大手予備校より高かった」といった声が多く見られました。
映像授業にも関わらず、料金が高いと感じてしまいます。
自分で学習を管理できないと挫折しやすい
東進は映像授業が中心なので、「自分で計画を立てて受講を進められるかどうか」が大事になります。
担任制度はありますが、強制力はそこまで強くありません。
「動画をため込んで結局消化できなかった」「家だとダラけてしまい通わなくなった」という声も多いです。
自分で学習を管理できる人にとっては素晴らしい環境ですが、逆に流されやすい人には厳しい環境になることもあります。
校舎によって雰囲気やサポートの質が変わる
東進は全国展開しているため、校舎によって雰囲気やスタッフのサポートの手厚さに差があります。
口コミの中には、「担任の先生が親身で毎週面談してくれた」というものもあれば、「スタッフが忙しそうであまり相談できなかった」という声もありました。
つまり、「どの校舎に通うか」で質が変わる可能性がある点には注意が必要です。
東進はやめた方がいい?向いている人と向いていない人

ネットで「東進はやめた方がいい」と言われる理由は確かにありますが、それが全員に当てはまるわけではありません。
東進に向いていない人もいれば、逆に大きなメリットを得られる人もいます。
ここでは口コミや特徴をもとに、向き・不向きをまとめました。
東進は「やめた方がいい」向いていない人
東進に向いていない、やめた方がいい人の特徴は以下の通りです。
- 料金をなるべく抑えて予備校に通いたい人
- 強制力がないと勉強を続けられない人
- 対面授業で先生から直接指導してほしい人
- 校舎ごとの対応の差に不安を感じる人
実際の口コミでも、「授業料が高くて家計に負担だった」「動画をため込みすぎて消化できなかった」という人が多いです。
有名講師の授業を受けられるからという情報だけで予備校を選ぶのは危険かもしれません。
東進に「おすすめできる」向いている人
一方で、東進が向いている、おすすめな人の特徴は以下の通りです。
- 部活や学校行事で忙しく、自分のペースで学習したい人
- トップ講師の授業を受けてモチベーションを上げたい人
- 映像授業で繰り返し復習しながら理解を深めたい人
- ある程度、自分で計画を立てて実行できる人
口コミでも、「有名講師の授業が分かりやすかった」「部活と両立できた」などポジティブな声がありました。
目的がはっきりしていて、自分でも取るべき授業がわかっているという方については向いていると言えそうです。
結局は「自分に合うかどうか」が大事

東進はメリットとデメリットがはっきりしている予備校です。
そのため、「やめた方がいい」と感じるか「おすすめできる」と感じるかは人それぞれになります。
予備校選びで大事なのは、授業スタイルや料金、校舎の雰囲気が自分に合うかどうかです。
東進の実際の雰囲気が気になる場合は、体験授業や校舎見学を利用して、自分に合うかを確認してから判断すると安心できます。
東進ハイスクールはやめた方がいい?まとめ
東進ハイスクールには、「有名講師の授業を受けられる」「自分のペースで学習できる」といったメリットがある一方、「料金が高め」「自己管理が必要」などのデメリットもあります。
大切なのは、メリットとデメリットをしっかり整理した上で、自分に合うかどうかを見極めることです。
そのためには、公式サイトや資料だけで判断せず、体験授業や校舎見学に参加して雰囲気を確かめるのがおすすめです。
実際に足を運んでみることで、ネットの口コミだけでは分からない印象を認識することができます。














