勉強しているのに偏差値が上がらず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
特に、受験が近づいていると「このままでは間に合わない」と焦りますよね。
そこで、今回は偏差値が伸びない原因や伸ばすための方法をご紹介します。
塾に通っている方に向けた原因と対策も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
偏差値が伸びない原因
勉強しているのに、なかなか偏差値が伸びないと感じることもあるでしょう。
勉強をしていても偏差値が伸びないことの裏には必ず原因があります。
まずは、偏差値が伸びない原因を6つご紹介します。
原因①:勉強量が足りていない
偏差値が伸びない原因1つ目は勉強量が少ないことが考えられます。
いくら勉強していると言っても、短い時間であったなら十分に勉強しているとは言えません。
特に、受験生の場合はライバルたちも勉強している訳なので、平日は3~4時間、休日は8~10時間勉強するようにしましょう。
範囲の学習が終わっていない場合も、勉強量不足と考えられ、偏差値が伸びない原因と言えます。
原因②:勉強方法が合っていない
偏差値が伸びない原因の2つ目は、勉強方法が自分に合っていないという点です。
勉強方法が自分に適している場合、点数は向上し、それに伴って偏差値も伸びることが多いです。
そのため、自分が実践している勉強方法が効率的であるかどうかを見直し、改善すべき点がないか確認することが重要です。
原因③:計画を立てていない
偏差値が伸びない原因の3つ目は計画を立てていないという点です。
勉強計画を立てていないと、いきなり応用問題に挑戦するなど闇雲に勉強してしまい、段階的にレベルアップしていく勉強をすることができません。
基本的には自分の実力と入試日を逆算して計画して勉強を進めていくことになりますが、計画を立てていないと入試日から逆算していないので勉強が間に合わないまま本番を迎えてしまうという事態になりかねないので注意しましょう。
勉強計画を立てていない人は入試日から逆算して、徐々に志望校のレベルに到達するような計画を立てるようにしましょう。
原因④:復習をしない
偏差値が伸びない原因の4つ目は復習をしないという点が挙げられます。
復習をしないということは、できなかった問題がいつまでも分からないということになります。
そうなると同じような問題が出題された時にまた不正解してしまうことになり、点数は一向にあがりません。
間違えた問題は必ず復習するようにしましょう。
原因⑤:基礎が十分に終わっていない
偏差値が伸びない原因の5つ目は基礎が十分に終わっていないという点です。
各科目の基礎的な内容をおさえないと、応用問題には手も足も出ず点数も上がらないので偏差値を上げることはできません。
そのため、なるべく早く基礎を固める必要があります。
原因⑥:インプットばかりやってる
偏差値が伸びない原因の6つ目はインプットばかりやっているという点です。
模試やテストでは、知識をいかにアウトプットできるかが問われます。
そのため、インプットばかりやっていると問題が解けないという事態に陥ってしまいます。
そのようなことにならないためにも、勉強する時にインプットばかりではなくアウトプットにも力を入れるようにしましょう。
偏差値を伸ばすには?
ここまで偏差値が伸びない原因についてご紹介しましたが、どのようにすれば偏差値を伸ばすことができるのでしょうか。
そこで、ここからは偏差値を伸ばすためにできることを7つご紹介します。
偏差値が伸びなくて悩んでいる人は参考にしてみてください。
偏差値を伸ばす方法①:勉強量を見直す
偏差値を伸ばすための方法1つ目は勉強量を見直すことです。
単純に勉強量が少ないと感じている人は勉強量を増やすようにしましょう。
勉強量を増やすときは、勉強時間で見るのではなく、やる内容量を増やすようにすると良いです。
くれぐれも「勉強時間は増えたがやる量は変わらない」という事態にならないように気を付けましょう。
偏差値を伸ばす方法②:点数が低い科目から勉強する
偏差値を伸ばすための方法2つ目は点数が低い科目から勉強することです。
点数が低い科目は言い換えると伸びしろがある科目と言えます。
点数が低い科目を勉強する時は、苦手分野などを見極めてそこから重点的に勉強していくと効率良く進めることができます。
偏差値を伸ばす方法③:基礎を固める
偏差値を伸ばすための方法3つ目は基礎を固めることです。
基礎を固めることで基本的な問題から応用問題まで幅広く対応できる力を養うことができます。
また、簡単な問題で点を落さないためにも基礎を固めることは重要です。
偏差値を伸ばす方法④:自分に合った勉強法を見つける
偏差値を伸ばすための方法4つ目は自分に合った勉強法を見つけることです。
どれだけ勉強量を確保していたとしても、自分に合った勉強法でなければ偏差値は上がりません。
そのため、塾に通うのかや参考書中心で進めるのかなど自分に合った方法を見つけましょう。
偏差値を伸ばす方法⑤:分からない点をそのままにしない
偏差値を伸ばすための方法5つ目は分からない点をそのままにしないです。
分からない点をそのままにしていると、次に同じような問題が聞かれた時に正解することはできません。
解ける問題が増えなければ得点は上がらず、偏差値も伸びません。
そのようなことにならないためにも、分からないものが出てきたらすぐに調べるようにしましょう。
偏差値を伸ばす方法⑥:模試の解き直しをする
偏差値を伸ばすための方法6つ目は模試の解き直しをするという点です。
模試での問題の聞かれ方は本番でも使われる可能性があります。
解ける問題を増やすためにも模試の解き直しをするようにしましょう。
また、模試で間違えた問題が多い箇所は苦手分野という事になるので、解き直しと合わせて復習も行うと良いでしょう。
偏差値を伸ばす方法⑦:塾に通う
偏差値を伸ばすための方法7つ目は塾に通うことが挙げられます。
勉強計画が自分でうまく立てられない方や分からない部分をすぐに教えてもらいたい方などには塾に通うことをおすすめします。
塾に通って受験のプロに成績を管理してもらうことで偏差値が上がる可能性があります。
塾に通っているのに偏差値が伸びない原因は?
塾に通っていても偏差値が伸びない人もいるのではないでしょうか。
ここからは塾に通っているのに偏差値が伸びない原因についてご紹介します。
塾に通っていて偏差値を伸ばしたい人は参考にしてみてください。
漠然と勉強している
塾に通っているのに偏差値が伸びない原因1つ目は漠然と勉強をしていることが挙げられます。
それぞれの勉強に目標や目的を持たなければ、ただ何となく解いて何となく丸付けをするといったような勉強になってしまいます。
塾の課題をただこなすだけでは、偏差値は上がりにくいため、今何をやっているのか、何のためにそれを勉強しているのかを考えるようにしながら勉強するようにしましょう。
自習していない
塾に通っているのに偏差値が伸びない原因2つ目は自習してないことです。
いくら授業に出ているからと言って自習をしなければ、勉強量は足りません。
長時間の自主学習をしている人のほうが、偏差値が伸びやすい傾向があります。
そのため、塾の授業外の時間に自分で考えて勉強する必要があるでしょう。
自分に合ったレベルの問題を解いていない
塾に通っているのに偏差値が伸びない原因3つ目は自分に合ったレベルの問題を解いていないという点です。
自分に合ったレベルの問題とは、自分のレベルと同程度か少し上のレベルの問題のことを指します。
自分のレベルよりも下の問題や自分のレベルよりも上すぎる問題を解いていても実力は上がりません。
自分のレベルに合った問題を解くようにしましょう。
塾に通って偏差値を上げる方法は?
ここまで、塾に通っているのに偏差値が伸びない原因を解説していきました。
ここからは塾に通って偏差値を伸ばす方法をご紹介します。
塾に通っていて偏差値が伸びない人は参考にしてみてください。
目標を立てる
塾に通って偏差値を伸ばす方法1つ目は目標を立てることです。
塾に通っているからと言ってただ漠然と勉強していても、偏差値を伸ばすことはできません。
志望校や目標とする偏差値を定めてから勉強すると自分に足りないものが見えて偏差値を伸ばすことができるでしょう。
自習する時間を作る
塾に通っていて偏差値を伸ばす方法2つ目は自習する時間を作ることです。
ただ塾の授業に出席しているだけでは勉強量としては不十分です。
周りのライバルに負けないためにも自習する時間を作って勉強量を確保しましょう。
自分のレベルに合った参考書を使う
塾に通っていて偏差値を伸ばす方法3つ目は自分のレベルに合っている参考書を使うことです。
自分のレベルすなわち同じ偏差値ぐらいの参考書を使って勉強すると着実に実力をつけていくことができます。
塾の授業中には使えないので、自習の時間などに積極的に活用しましょう。
偏差値を上げるには時間がかかる
偏差値を伸ばすための方法をご紹介していきましたが、実は偏差値を伸ばしていくためには時間がかかります。
というのも、偏差値は全体的に点数を上げる必要があるためです。
一科目においても全体的に点数を伸ばすためには様々なものをマスターしなければなりません。
例えば、英語の場合は点数を上げるために英単語、英熟語、文法、長文解釈を勉強しなければなりません。
段階的にマスターし終えるのには時間がかかるので、偏差値を伸ばすのも時間がかかるという訳です。
とは言え、続けていれば必ず成果はついてくるので、継続することが大事です。
偏差値が伸びない原因は?偏差値を伸ばす方法と共にご紹介|まとめ
今回、偏差値が伸びない原因や偏差値を伸ばす方法についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
偏差値が伸びない原因には、勉強量の不足や勉強方法の不一致、計画不足などが挙げられる。
そして、偏差値を伸ばしていくためには基礎を固めること、模試の解き直しをすること、勉強量を増やすことなどが有効です。
偏差値を伸ばして自分の志望校合格に一歩近づきましょう。