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受験生必見!志望校に合格するための夏休みの過ごし方とは?

2024年09月10日 2024年09月10日

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四大予備校比較

受験生にとって、学力を飛躍的に伸ばすことができる時期が「夏休み」。
約40日のまとまった時間を自由に使うことができ、この期間に偏差値を10以上伸ばす学生も少なくありません。

一方、夏休みは自由がゆえにダラダラと過ごしてしまいがちな時期でもあります。

そこでこの記事は受験生の夏休みの過ごし方のコツや、オススメの勉強内容を徹底的に解説します!

誘惑に負けない方法は?夏休みに受験生がやるべきことは何なのか?など
受験生必見の内容ばかりとなっているので、ぜひ最後までご覧ください♪

【受験の天王山】夏休みの過ごし方のポイント

外で勉強

「夏を制する者は受験を制す」「夏は受験の天王山」といった有名な言葉もあるように、時間を確保しやすい夏休みの過ごし方は受験の合否を大きく左右します。

しかし、とはいっても何かと誘惑が多いのが夏休み。

そこで具体的な勉強内容のアドバイスの前に、まずは夏を有意義に過ごすためのマインド/環境作りについて簡単にポイントをまとめておきます。

下記のポイントを抑えることで、無計画にダラダラと過ごしてしまう…といった最悪の事態を防ぐことができるので、ぜひお役立て下さい!

ポイント①|規則正しい生活を送る

夏休みには基本的に授業が無く、すでに部活を引退した受験生の場合は学校に行く必要がありません。
毎朝早起きする必要がないため、夜更かしをしてしまったり昼間や夕方に寝てしまったり、生活リズムが崩れる受験生が多いです。

「生活リズムが乱れても勉強時間が確保できれば良いのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、昼夜逆転生活による自律神経の乱れは、心身の不調を引き起こす原因になります。
受験のストレスによる精神不安や夏バテを防止するためにも、規則正しい生活を心がけましょう。

また、自律神経が乱れることで記憶や思考力に影響が出る事例も多く、学習効率の面でも生活リズムを整えるメリットがあります。

ちなみにどうしても夜眠れない…という受験生は、昼間に軽く運動をする、寝る前にスマホを触らない、お風呂に入って体温を高めるなど、の対策が有効ですのでぜひ試してみて下さい!

ポイント②|環境を整える

勉強に集中できる環境を整えることも、夏休みの過ごし方の重要なポイント。
誘惑になるものを勉強部屋に置かない、机の上を整理しておくなど基本的な環境をしっかり整えておきましょう。

また夏休みは、家族の友人や親戚の訪問で自宅が使えないケースも考えられます。
図書館や塾の自習室など、自宅以外にも勉強できる環境を作っておくのがオススメです。

学習環境を整える際のワンポイントアドバイスは「静かすぎない場所」で勉強する、ということ。

実際の入試会場では多くの受験生が集い、一斉に試験を開始します。
そのため文字を書く音・ペンが落ちる音・咳払いなどの雑音がどうしても耳に入ることになります。

普段からある程度音のする環境で勉強することで、そうした雑音の中でも集中力を発揮することができるでしょう。
最近では、YouTubeなどで生活音がBGMとしてアップされているため、そちらの活用もオススメです。

ポイント③|計画を立てる

約40日間もある夏休みですが、計画を立てずに過ごしていると、時間はあっという間に無くなってしまいます。
友達と遊ぶ予定や、趣味に費やす時間も大切ですが、受験生にとって最も大切にすべきなのは、勉強する時間です。

有意義な夏休みを過ごすために、事前に勉強計画を立てておきましょう。
できれば夏休みに入る前、遅くとも夏休みが始まって3日以内には計画を立てておくべきです。

計画を立てる際のポイントとして、まずは目標を設定しましょう。
夏休みが終わった時に、どうなっていたいですか?

「偏差値を5アップさせる」
「苦手な数式問題を克服する」
「夏休み明けの模試でA判定を取る」

など、明確な目標を設定しておくとモチベーションに繋がります。

目標を決めた後は、具体的な細かい計画を立てましょう。

計画を立てる際は“1週間ごと→1日ごと→数時間ごと”というように、徐々にスケールダウンさせながらやることを決めていくとスムーズです。

また「1日に〇問解く」「~ページ進める」など明確な数値目標を設定しておくと、達成感を得やすいためオススメの方法となっています。

一人で目標を立てるのが難しい…という方は、塾・予備校の受験相談も一つの選択肢です。
塾によっては、通塾していない受験生向けに無料相談などを行っている塾もあるため、積極的に利用していきましょう。

プロによる綿密な勉強計画から正しい勉強法まで、受験に役立つありとあらゆる指導を受けられるため、有意義な夏休みを過ごせるはずです。

ポイント④|適度な息抜きも忘れずに

「夏は受験の天王山」ですが、同時に「受験は長距離走」でもあります。

夏に頑張りすぎて燃え尽きてしまわないよう、適度な息抜きも大切です。

「息抜きをすると勉強に戻って来られるか不安…」という方は、あらかじめ学習計画に息抜きの予定を組み込んでおくと良いでしょう。

ただ漠然と休憩するのではなく、決められた予定に沿って休憩することで、学習のリズムが崩れにくくなります。

受験生が夏休みにすべき勉強

受験勉強の時間

ここまでは受験生にとっての夏休みの過ごし方の注意点やポイントをご紹介してきました。
では具体的に何を勉強すればよいのでしょうか?

ここでは、受験生が夏休み期間中に勉強するべきことをご紹介します。

勉強内容①|基礎固め

夏休みの勉強の基本は基礎固め。

夏休みが終わると、志望校の過去問や応用問題などハイレベルな問題に取り組むことになります。
そうした問題に取り組めるだけの基礎力を夏の間にしっかり身につけておきましょう。

地歴や理科科目も含めた全教科の基礎固めができるのが理想ですが、時間や学力的に余裕がない方は「数学と英語」を重点的に取り組むのがオススメです。
これらの科目は他の教科に比べて、学習の効果が出るまでに時間がかかる教科ですので、時間に余裕のある夏休みにじっくりと向き合いましょう。

「どれぐらい取り組めばよいのか分からない」という方は、数学は問題集を周回して問題を見たら解法を思い出せるレベル英語は単語帳や問題集を数日で全て周回できるレベル、を目安にしてみて下さい。

苦手科目の克服

基礎固めにも通じる内容ではありますが、夏休みには”苦手科目・単元の克服”にも取り組むようにしましょう。

先ほども述べた通り、夏休みが明けてからの勉強は問題演習が中心になります。
また、学校によっては夏休みまでに授業の範囲が終わっていない学校もあり、苦手科目・単元の復習にあてられる時間はかなり少ないです。

学習のスケジュールを自由に決められる夏休みの内に、じっくり時間をかけて苦手科目・単元に取り組んでおきましょう。

自分で苦手科目が分からないという方は、直近のテストや模試の結果から得点率の低いところを洗い出してみてください。
「昔は得意科目だったのに、勉強が進んでいくごとに苦手になっていってるかも…」というようなケースもあるため、改めて今の自分の学力を分析してみるのも良いかもしれません。

志望校の過去問にチャレンジ

志望校が決まっているのならば、夏の間に過去問にチャレンジしてみましょう。
過去問は志望校が出してくれる唯一の問題集ですので、取り組めば取り組むだけプラスになります。

そのため、夏休みの間にも数年分触っておくとよいでしょう。
しかし、過去問の出来が悪かったからといって、あまり深刻になりすぎないでください。

夏休みに過去問を解く最大の目的は「志望校合格と現在の学力との距離を測る」「志望校の問題形式をイメージできるようになる」という2つです。
また、夏休みの段階ではまだ習っていない内容にぶつかることも多く、点数をそれほど気にする必要はありません。

過去問を解くことでモチベーションのアップにも繋がるため、ぜひ勉強の息抜きのような感覚で楽しんで挑戦してみてください。

受験生の夏休みの過ごし方|まとめ

今回は、受験生の夏休みの過ごし方について詳しくご紹介してきました。

受験生にとって、学校がない夏休み期間の過ごし方は受験の合否に大きく影響を与えます
学校の授業がないからこそ、受験に特化した勉強に集中できる期間でもあると同時に、授業がないことで勉強から気持ちが離れてしまう危険性も伴っています。

綿密な計画を立てたり、モチベーションの維持が難しい人は、ぜひ塾や予備校の夏期講習に通ってみてください。
勉強計画はもちろん、効率的な勉強法苦手克服のためのアドバイスなど、さまざまな指導が受けられます。

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