来年度浪人が決まった人は、「予備校に入るべきか」「入るならどこが良いのか」と頭を悩ませているかもしれません。
大手予備校の駿台や河合塾などへの入学を検討している人も多いでしょう。
受験勉強だけに専念する浪人生活の1年は長く感じられるようで、効率的に勉強しないとあっという間に過ぎ去ってしまいます。
集中しながら効率的に受験勉強を続けるためにも、浪人生には駿台予備校がおすすめです。
浪人に駿台予備校がおすすめの理由、既卒生向けコース一覧や費用などについて解説します。
浪人なら駿台予備校がおすすめの理由
浪人生は、受験勉強に使える時間が多いからこそ、メリハリをつけて効率的に勉強することが重要になります。
駿台予備校には、充実したコースと講師陣、ICTの活用や担任による学習コーチングなどサポート体制が整っているので、大学受験に集中したい浪人生におすすめの予備校です。
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充実のコースと講師陣
駿台予備校の浪人向けコースやカリキュラムは非常に充実しています。
理系・文系といった区別だけでなく、医系や私立・国公立別、さらには志望大学別のコースもあり、志望先に合わせてきめ細やかな受講内容やカリキュラムの設定が可能です。
豊富なコース数を支えるのは充実した講師陣で、大学入試に精通した講師によるレベルの高い講義を受講できます。
また浪人生は、同じスタートラインから始める高校生と違い、今までの学習レベルや志望校に合わせてカリキュラムや学習法を選ぶことが重要です。
浪人生向けのコースが充実し、ハイレベルな授業が受けられる駿台は浪人生に特におすすめの予備校と言えるでしょう。
駿台予備校のコースやカリキュラムについては以下の記事も参考になります。
▶駿台予備校の授業は?コース・カリキュラムの種類は予備校随一!?
ICTや担任制などサポート体制が整っている
駿台予備校ではICT*を活用し、浪人生を含めた入学生全員に専用タブレットを配布し、豊富な教材を利用できるようになっています。
ICT教材は、習熟度に合わせた自分専用カリキュラム「atama+」や質問アプリ「manabo」など、駿台予備校ノウハウが詰まった充実した内容です。
さらに、講師とは別にクラスごとに担任がつき、学習方法のアドバイスや進捗管理のコーチングをしてくれます。
駿台予備校のICT活用や担任制などの充実したサポート体制は、浪人生でも効率的に学習を継続しやすいというメリットがあります。
*インターネットを利用した通信技術の総称
宅浪(自宅浪人)がおすすめでない理由
ちなみに、浪人するにあたって自宅で学習を継続するいわゆる宅浪を考えている人も多いと思いますが、以下のような理由から宅浪はおすすめしません。
・受験や入試についての情報が入りづらい
・他社との接点や交流が無く孤独になりやすい
・モチベーション維持が難しい
宅浪をするのであれば、自己管理能力や強い意志・自分でスケジュールや学習法を組み立て徹底できる能力などが必須となります。
少しでも不安がある場合は、予備校への入学を検討した方が良いでしょう。
駿台予備校で浪人する場合のコース一覧
駿台予備校は高卒・浪人生向けのコースが充実しており、文系・理系・医系それぞれ20以上のコースがあります。
系統 | 国公立・私立 | コース数 |
---|---|---|
文系 | 国公立 | 18 |
私立 | 4 | |
理系 | 国公立 | 19 |
私立 | 2 | |
医系 | 国公立 | 22 |
私立 | 3 |
充実したコースに加え、学力や志望先に応じて個別指導や共通テスト対策・医系特別指導などのプラスカリキュラムを追加できます。
コースタイプは2種類
駿台予備校浪人向けのコースには、「スーパーコース」「プレミアムコース」といった2種類の基本タイプとなるコースがあります。
「スーパーコース」は、現役時代に基礎学力を身につけており、志望校に的を絞って実践的・専門的な学習をしたい人に向いています。
「プレミアムコース」は、教科書の復習など基礎学力の定着を優先したい人向けのコースです。
ICT演習時に講師がコーチングしてくれるなど、学習習慣のサポートも充実しているので、浪人生活で自分で勉強し続ける自信が無い人にも良いでしょう。
追加カリキュラムもあり
2つのコースタイプから志望系統や志望校に応じたコースを選択した上で、必要に応じてカリキュラムを追加できます。
追加のカリキュラムは以下の3つです。
・個別指導プラス
・医系特別指導
「共通テスト対策強化」は、基本コースに含まれている月~金曜の共通テスト対策に加え、主に土曜日に実践テストや解説の強化講義を行います。
「個別指導プラス」は、プライベートティーチャーによる週2回の個別指導のカリキュラムです。
「医系特別指導」は、医大を目指す人向けに、週2または3回の個別指導の他、生活リズムの管理や家庭への報告などきめ細かなサポートがついています。
通学型とオンライン型
コースタイプと合わせて重要なポイントとなるのが、通学型かオンライン型のどちらを選ぶかです。
浪人で通学型とオンライン型どちらを選ぶのが良いかは、浪人生が住んでいる地域やタイプによって異なります。
以下に、通学型とオンライン型の特徴をまとめてみましたので、コースを選ぶ際の参考にしてください。
通学型 | オンライン型 |
---|---|
・生活リズムが作りやすい ・学習仲間ができる ・通学に時間をとられる ・全コース受講できる |
・通学に時間をとられない ・自分のペースで勉強できる ・孤独になりやすい ・受講できるコースが限定 |
駿台では、全68コースのうち主要23コースがオンラインで受講可能です。
授業は通学型と同じ講師による同じ内容の講義がリアルタイムで受講でき、ICT教材なども同じ内容のものを使えます。
クラス担任による学習サポートが受けられるのも通学型と同じです。
オンライン授業対応コースは通学コースの授業料より20万円減額されます。
遠方でも通学で受講したいという人には、校舎ごとに指定寮を設けていますので問い合わせてみましょう。
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駿台予備校で浪人する場合の費用
予備校で浪人する場合に気になるのが費用面です。
予備校はサポート体制が手厚い分費用が高い、高校と比べると学費が跳ね上がるなどの理由から予備校に通うのをためらっている人も多いでしょう。
駿台予備校で浪人する場合にどのくらいの費用がかかるのか、他の予備校と比較しながら解説します。
駿台予備校の費用
駿台予備校浪人生クラスに通学する場合には「入学金」と「授業料」が必要です。
入学金は一律10万円で、授業料は校舎やコースによって異なりますが、基本コースは年間84~120万円程度です。
主なコースの授業料を以下にまとめましたので参考にしてください。
コース | 年間授業料 |
---|---|
国公立大文系理系プレミアムサポート | ¥960,000 |
私立大理系プレミアムサポート | ¥880,000 |
国公立大医系特化 | ¥940,000 |
基本コースに個別指導カリキュラムを追加する場合には、週1回で48.8万円、週2回で80万円の費用が追加となります。
無料で登録できるWEB会員登録生に事前登録しておくと、10万円の入学金が半額の5万円になる特典があります。
また、年間の授業料が高額だと感じた場合は、後期から入学する、季節講習のみ参加する、などの方法もありますので検討してみましょう。
他予備校との比較
予備校の授業料や学費のシステムは複雑で、予備校ごとにコース設定や期間などが異なるので単純に比較するのは難しいです。
国公立文系のコースで比較してみましょう。
塾名 | コース | 入学金 | 授業料 |
---|---|---|---|
河合塾 | 難関国公立大文系コース (後期) |
70,000円 | 526,000円 |
東進ハイスクール | 新宿校大学受験本科 | 101,200円 | 742,500円 |
河合塾の授業料が1番安く見えますが、河合塾のコースは半期ごとの設定となっています。
東進ハイスクールの基本コースは1年間ですが、私立・国公立共通コースとなっているため、志望校別の対策には追加講習の受講が必要です。
他予備校でも、文系・理系・医系や志望校別の充実したカリキュラムで1年間受講するとなると、年間100万円前後の授業料が必要となります。
駿台予備校の費用は他予備校と比較しても特別高いわけではなく、半期コースやオンライン型もあるので、志望校や予算に合わせてフレキシブルに選択できます。
駿台予備校の料金や他予備校との比較については、以下の記事にもまとめていますので参考にしてください。
▶駿台予備校の料金は?年間で通塾する浪人生と現役生と比較すると?
浪人には駿台予備校が1番?|まとめ
今回は、なぜ浪人には駿台予備校がおすすめなのかや、浪人向けコース一覧・費用について解説しました。
駿台予備校は、既卒生のコース数が豊富でサポート体制が充実しているので、浪人するのにおすすめです。
受験のための実践力や応用力をつけたいスーパーコースと基礎から学べるプレミアムコースをベースに60以上のコースがあり、通学型とオンライン型も選べます。
費用は他の大手予備校と同水準なので、志望系列や志望校を絞って効率的に学習したい浪人生には駿台予備校がおすすめです。
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