
質の高い講師による授業
駿台予備校の有名な点として、講師の質の圧倒的な高さが第一に挙げられます。
ほとんどが著名難関大学卒であり、そのうえ華々しい経歴を持った講師や、受験業界でも名の知れた講師による授業を受けることができます。
あまりにも有名な方が多いので、ここでは主要科目担当の中でも特に有名な3人の講師をご紹介します。

あえて言うまでもないとは思うけれど。
主要科目、というのは国語・数学・英語のことを指しているのだよ。
英語科名物講師 大島保彦師
駿台予備校でも指折りの人気講師で、授業の半分以上を雑談が占めることで有名です。雑談といっても、教養的な面が強く、生徒の知的好奇心を刺激するような学問に対する興味を煽る内容です。
非常に優れた内容のプリントを配ることで知られていて、授業の半分以上が雑談になってしまっても補って余りあるほどの質の高い授業を行っていると評判です。
数学科名物講師 雲幸一郎師
駿台予備校だけでなく、数学の受験界でも最も名の知られた講師です。かなりの毒舌家で有名ですが、雲師の言葉は浪人生への気遣いなども忘れないいわゆる「愛ある毒舌」だと言われています。
交友関係も広いようで、他の講師の授業中に乱入してきたりと茶目っ気あふれる姿にギャップを感じる生徒も多いのだとか。
数学の中でも、思考力を問うような分野を得意としていて、暗記ではなく数学の本質をつくことを重視した授業を行います。
現代文科名物講師 霜栄師
駿台を代表する講師の一人で、「現代文が好きになる授業」とその実力は折り紙付き。
一時には著作が教育的によくないとバッシングされたこともありありましたが、霜師が数多く出版している著作は多くの著名人に絶賛されています。
小説などの現代文の読解は感覚的なモノだと思う人が多い中、霜師の読解は理論的であることを徹底し、客観性を重視したうえで文章全体の構造理解をおこなう授業が展開されています。
駿台予備校の評判と口コミは?
30年ほど前に三大予備校の一つとして君臨した駿台予備校。
駿台は、難関~最難関の大学向けと言えるようなカリキュラムが展開され、授業のレベルも比較的高いのである程度基礎がしっかりと身についていて、かつ努力を怠らない生徒が伸びる予備校です。
予備校としての評判も非常に良く、校舎にもよりますがおおむね好意的な口コミが寄せられています。
駿台予備校の授業はどんな感じ?
駿台は予備校としては珍しい座席指定制ですので、遅れてきてしまっても座席の心配が無いという点があります。
授業は1コマ50分で、これは生徒の集中力が続く時間なので1コマ1コマの集中が途切れることなく授業を受けることができます。
授業外には「teaching adviser」という講師が放課後に1対1で20分程度の指導を行う制度があり、疑問点などを質問することができます。俗にいう「チューター制度」ですね。
授業の種類としては学力の確認が必要な「認定制」のコースと確認不要の「申告順」コースの2種類があり、認定制のコースを受けるには「診断テスト」の受験もしくは模試・学校の成績の提示が必要です。
このことから、やはり駿台は一定水準以上の基礎学力が無いと厳しい面があることがうかがえます。

仮に実力がないとしても、相応の努力さえすればついていけるだろうね。
だからきっとついていけないというのはそうそうない話だと思うのだよ。
駿台予備校の授業料は高い?
大まかに見積もると年間で100万近い授業料となるため、駿台の授業料は他の予備校と比べて、やや高いような印象を受けます。
受験料と合わせると、かなりの出費となることは間違いありませんが、授業料に対して授業の質の高さがあるため、医学部受験生にとってはむしろ安いという意見もあります。
確かに授業料は高いかもしれませんが、その金額が無駄になるのか、むしろ安いくらいかは結局のところ本人の意欲次第でどうとも受け取れるのかもしれませんね。
駿台予備校の学習環境
駿台予備校は、すでに志望校が決まっている生徒が勉強するだけの場所ではありません。誰しもが一度は抱える進学に対する不安や悩みを、進路のプロフェッショナルたちが指導・相談します。
一人一人の習熟度や学習状況に応じたきめ細やかな指導を行うだけでなく、AO入試や推薦入試の面接対策指導を行ったりと幅広く生徒の受験をサポートします。
受験は生徒一人で行うものではなく、保護者のサポートがあってこそですよね。
そこで駿台予備校では、定期開催の保護者会や三者面談で生徒と保護者、予備校の三者間で目的の共有を行います。さらに入退館お知らせシステムで、どうしても遅くなりがちな帰宅時間の心配を少しでも減らすことができます。
駿台は生徒への密な指導だけでなく、保護者への気遣いもしっかりと整った予備校なのではないでしょうか。

高いと思うか、安いと思うかは結局のところ望む結果に達成したか否かで決まるのだよ。結果を掴むのは駿台じゃなく、君自身なのだよ。安かった、と思えるような結果を作るために駿台はサポートしているのだよ。わかるだろう?
大学受験の高い合格実績
駿台予備校の何よりも大きな特徴として挙げられるのが、大学の合格実績。毎年多くの難関大学合格者を輩出しています。
2018年度は国公立医学部に1985人、私立医学部は2733人と医学部合格者は国公私立合わせて4718名となっています。他にも、旧帝大に5625人、早慶は7028人、SMARTにいたっては11869人と非常に多くの生徒が著名大学に合格しています。
そもそも地頭の良い生徒が多く通っているから、予備校の業績としていいのかという声もありますが、地頭の良し悪しに関わらず、駿台の授業の質が高いことは事実です。
まとめ
駿台の講師陣は、講師としての能力の高さは言うまでもなく、その人柄も広く予備校内外の人たちに愛されています。
数多くの著作を執筆し、その多くが現在も高い評価を受ける講師や、受験業界で広く名が知れ渡り、発言力のある講師と挙げだしたらきりがないほど個性的な講師陣によって非常に質の高い魅力あふれる授業が行われます。
駿台予備校は、講師たちの人柄と高い教養があっての物種だと言えるのではないでしょうか。














