武田塾は授業をしない受験塾
武田塾のカリキュラムは生徒の自学管理を主としており、大手予備校のように厳格な設定で授業が組まれているわけではありません。
自分がどれくらい自律できるか。
志望校合格まで熱意を持ち続けることはできるか。自分について今一度問いかけたうえでコースを選択する必要があります。
武田塾の4つの特訓事項
武田塾が提供するコースはどんな受験塾と比較しても圧倒的に数が少なくかつ単純明快。
まずは各コースの基本となる特訓事項について紹介していきます。
この4つの事項は生徒本人の自己管理能力によって必要かそうでないかが決まります。
つい自分に甘くしてしまう人はすべての特訓事項を取る必要がありますし、そうでない場合は取る事項数を減らしても構いません。
自分の性格に合った指導方法が選べるようだ!…オレは自分に甘いからすべての特訓事項を取って徹底管理してもらってるんだ!
宿題ペース管理
毎日の学習をきっちりと指定するこの特訓事項は、初めに作る志望校合格のための個別カリキュラムを逆算し日々の学習を管理します。
今日はどの分野のどの範囲をどれくらいやればいいのかと悩むことがなくなりますし、ただ無意味に長時間勉強し続けるということがなくなるのでオンオフの切り替えができ、より有意義に時間を使うことができます。
確認テスト
宿題ペース管理と対になるこの特訓事項は、日々の学習管理の成果をはかる意図に加え惰性で日課を行うことを避ける目的があります。
どれほどサボりがちな生徒でも期末テストの前には机に向かうように、テストがあるという状況が生徒に適度な緊張感を与えます。そして何よりもテストですので身についていなければ完璧になるまで同じ内容を勉強することになります。
個別指導
参考書の解説では理解が難しい問題などを講師に解説してもらえるこの特訓事項。
難関大学受験頻出の記述問題などは、特に参考書だけでは完璧にするのは難しいですよね。
個別指導のついたコースを選択すれば、記述問題の解答添削をお願いすることができます。
義務自習
上のすべての特訓事項を抑えても、自分が本当に学習していくのか不安な生徒におすすめのこの特訓事項。
武田塾に毎日同じ時間に通い自身の個別カリキュラムに沿って学習し、決められた宿題をこなしていきます。
自分で学習計画を立てて勉強するわけではなく、武田塾の講師が考えた志望校合格のための最適解に従って勉強するので、計画を立てて学習することが苦手だとか自制心に不安がある人、効率を重視したい人におすすめだと言えます。
特訓コースは5種類
コース設定の基幹となる4つの特訓事項について紹介しました。
武田塾では「一人だとサボってしまうかもしれない」「学習のプランニングだけしてほしい」といった生徒一人一人の需要に合わせてコースを選ぶことができるので、自分の求めている学習のサポートについて4つの特訓事項という柱からしっかりと考える必要があります。
徹底個別特訓
徹底個別特訓は、特訓事項4つをすべて網羅した特訓コースです。
やらざるを得ない状況下においてしか行動することができない生徒や、自分で本当に管理できるのか不安な生徒におすすめのコースで、しっかりと学習が管理されるので参考書をやりっぱなしで放置してしまうことはなくなります。
このコースを遂行できれば自学学習に対する不安を払拭することができるだけでなく、大学進学のその先でも活用できる「学習習慣の定着」ができます。
個別管理特訓
徹底個別特訓から義務自習を抜いたコースである個別管理特訓は、生徒一人一人違うカリキュラムから割り出した一日当たりの学習ノルマ(宿題)を達成できているかテストで確かめる特訓コース。
日々の宿題で間違えてしまった部分や分からない部分だけを個別指導で解説するので、より一層参考書の内容が定着します。
一切の無駄を省いた効率的なこのコースは、まさに武田塾を象徴する学習メソッドと言えます。
宿題管理特訓
個別管理特訓よりもさらに生徒主体で展開される宿題管理特訓。
個別指導は必要ないけれど毎週の定着確認はしたい生徒におすすめのコースです。
内容としては講師が決めた日々の宿題で勧めるべき範囲に従い学習し、定着確認のテストを受けて確認するといういたって単純なコース内容なので、宿題を早めに終わらせてテスト範囲の参考書を解きなおしたりと比較的自由度が高いコースと言えます。
独学支援特訓
宿題管理特訓よりもさらに自由度が高く、かつ生徒の自律性に委ねられる独学支援特訓。
初めに立てた入試の日程までの学習計画をもとに宿題が出されるこのコースは、毎日の学習ノルマが決まってさえいれば後は自分で勉強していける生徒におすすめです。
早め早めにノルマを完遂して受験本番までにもう何周か参考書を繰り返すということも可能で、非常に自由度は高く確実にやり切るだけの心持ちが重要なコースと言えます。
小論個別特訓
医系の大学を志望する上で欠かすことのできないのが小論文の対策。このコースは独学支援特訓に小論文の添削指導がセットとなっています。
小論文の作成方法を紹介することからスタートし、大学が設けている採点基準に基づいた小論文が書けるように指導するのと同時に入試対策までできるのがこのコースの魅力です。
特訓をマスターすれば、大学受験だけでなく社会に出てもその考えを使用することができるんだ!あなたのこれからの人生を変えるきっかけになってくれるはずだ!
まとめ
武田塾が展開するコースは4つの柱を基幹としています。自己管理が徹底できる人は「宿題ペース管理」のみを、自己管理に自信がないと思う人は「義務自習」を含むすべて、という風に自学自習が可能であるか不可能かで選ぶコースが決まります。
自己管理能力の有無でコースの向き不向きに差はありますが、どのコースを選んでも一様に大学進学後、社会に出た後にも役立つ、例えば「徹底個別指導」は毎日決まった時間学習する習慣が、「独学支援特訓」ならノルマを達成するために自分を管理する、加えて判断力などといった能力が養われます。