益々拡大する東進の全国展開
東進は大きく2つの運営形態があり、一つ目「東進ハイスクール」は全国に98校、二つ目「東進衛星予備校」は全国に1000校程あり、およそ1つの県に20前後の校舎があるということになります!
河合塾の2倍以上の校舎を持ち、全国でも最大規模の予備校となります。
東進ハイスクールと東進衛星予備校の違い!
「東進ハイスクール」と「東進衛星予備校」の大きな違いは、東進の本社が直接経営しているかどうかの違いになります。
「東進衛星予備校」は、実は経営者(塾長)は東進の本社ではないけれども、本社から映像や教材の利用権を借りている経営形態になります。
そのため「東進衛星予備校」には様々な特徴を持つ校舎が出来ています。
「東進ハイスクール」と同じ様に、東進の映像授業を中心に受験をサポートしていくものから、地元に根差した個人塾で対面授業や、個人授業などと並列した選択肢の1つとして東進の映像授業を取り入れているところもあるのです。
一口に「東進衛星予備校」と言ってもその特徴は校舎によって様々なようです。
東進ハイスクールと東進衛星予備校は同じ?
それでは「東進ハイスクール」と「東進衛星予備校」の大きな違いは何でしょうか。
実は通う生徒さんにとっては、料金面や映像授業内容において大きな違いは特にありません。
ただ、直営の「東進ハイスクール」の方が新しい学習機能やツールが使用されるようになった場合に利用開始のタイミングが早かったり、有名講師の授業を直接受けられるイベントなどはありますが普段の勉強においては問題はありません。
また、料金面においては違いはないと言いましたが、ベースが個人学習塾の場合は、「東進衛星予備校」の利用料の他に元々の私塾の料金がかかる場合がありますのでご注意ください。
東進衛星予備校設立の経緯
東進衛星予備校が設立された背景には、1990年頃の日本の教育環境にあります。
当時、子供達は生まれた地域によって学習環境や将来の選択肢の幅に大きな違いがありました。
田舎の方では都心とは異なり「勉強したくても教えてくれる人がいない」「都会のより質の高い学習環境を得たい」と思う学生が沢山いました。
そこで東進では、1992年に「教育の機会均等」を掲げ、地域に関係なく質の高い一流講師の映像授業が見れるように、フランチャイズという予備校の運営形態を始めたのでした。
教育の機会均等は今
東進が動画授業を全国にフランチャイズで拡大し始めた頃に比べ、今や動画授業は当たり前のようになってきています。
更に、オンラインでも個別授業が行われたり、youtubeでも授業が無料で見れたりと、地域を理由に学習環境を憂えることはなくなってきました。
学習方法において選択肢は増えてきましたが、東進は質の高い授業というブランドを保って運営し続けています。
東進ハイスクールと東進衛星予備校のそれぞれのメリット
基本的には「東進ハイスクール」と「東進衛星予備校」との違いはそれほどはないのですが、どういった点にその差異がでてくるのか、それぞれのメリットをご紹介します。
東進ハイスクールのメリット
「東進ハイスクール」では、必ず担任と担任助手といったいわゆるメンターが、割り当てて貰えます。
そして、月に1回は社員かベテランの学生スタッフによる面談があり、週に一回は学生スタッフとの面談があります。
それらの時間で学習進度を管理し更に高見を目指して学習計画を微調整していく事ができます。
しかし、残念ながら「東進衛星予備校」では担任、担任助手の制度がない校舎もあるのです。
勿論、形を変え各校舎で塾長や学生スタッフなどが同様の進捗確認は行われていくことが多いのですが、東進を選ぶ際には、一人一人に担当の人がつくのか、どこまで学習進捗を確認してくれるかなど確認しておく必要があります。
東進ハイスクールでは、確実にメンターが割り当ててもらえるわよ
東進衛星予備校のメリット
東進衛星予備校の一番の魅力は、地方でも東京と同じ高い質の授業、教育環境を得られるところです。
地方にいる学生にとっては、なかなか都心の大学や有名な大学の情報も得られず、不安になることもありますが、東進を利用すれば自然と最新の情報や入試内容に触れていく事ができます。
更に、東進の教材は映像とテキストのみですが、私塾の教材の1つとして東進を導入している塾の場合は、個別指導などと連携して利用できるので相乗効果で学力アップが期待できます。
自分だけでは映像を見て満足して終わってしまうという人にはおすすめですね。
東進衛星予備校の塾長
東進衛星予備校では塾長の力でその後の学習環境が大きく変わってくることがあります。
勿論、どこの塾長も受験生の第一志望合格を応援してくれますが、そのやり方は千差万別。
厳しく通塾を管理してくれるところもあれば、更に追加の教材をくれるところもあります。
一方、はじめに学習計画を立てたら放任主義で模試の結果しか確認してくれないところもあります。
事前に友人などから塾長の雰囲気や、学習計画の管理について聞いておくといいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
東進には東進ハイスクールと東進衛星予備校という大きく2つの運営形態があります。
基本的には大きな違いはありませんが、学習計画の進捗確認をして欲しい人には各校舎でどこまでそれが叶うのか事前に確認しておく必要がありそうです。
映像教材の内容や料金に違いはありませんので、自分の学習手段の1つとして最大限に活用していけるといいですね。
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