特徴的な授業スタイルから多くの受験生に知られている大手予備校『東進衛星予備校』。
この東進が、各大学の二次試験の過去問を蓄積させたデータベースを持っているのをご存じでしょうか。
大学受験のために赤本などの参考書を購入する生徒も多い一方で、このような手段で実力を磨けるのは非常に大きなメリットです。
そこで今回は、東進が開放している過去問データベースについてご紹介します。
東進ってどんな予備校?
当サイトでは日本でも最大級の予備校を4つ合わせて『四大予備校』としていますが、東進はその中でも特徴的な予備校です。
何と言ってもその目玉は対面での授業を行わなずに「映像授業」で学習が進められるという点で、自分のペースで学習を進めることが出来ます。
また講義内に登場する講師陣も一流で、テレビ番組でも活躍が多い林修先生(現代文)や数々のベストセラーで知られている安河内哲也先生(英語)などが特に有名です。
非常にユーモアのある教え方が上手な講師が揃っているため、通っている方も楽しみながら学力を伸ばせるとして多くの受験生から人気を集めています。
東進の過去問データベースって何?
そんな東進が公開しているのが、各有名大学の二次試験問題を集めた『過去問データベース』。
185もの大学の過去問を最長27年分閲覧することができ、このサービスを充分に活用できれば周りの受験生と違いが付けられること間違いなしです。
引用:東進 公式HPより
早慶上理やGMARCHなどの有名大はもちろん、日本全国の国公立・私立大学の過去問がラインナップされているため、ご利用を考えていらっしゃる方はこちらから志望校をお探しください。
四大予備校比較JPでは、様々な大学群を特集した記事を多数掲載しています。
自分の志望校や併願校が気になる方はぜひご覧ください!
東進生でなくても利用できる?
過去問データベースで最初に疑問に感じるのが、「東進生以外も利用できるの?」という点。
無料で利用することは出来るのか、有料なら利用料金はいくらなのかなど皆さんの疑問にお答えします。
過去問データベースの利用について
結論から申し上げると、東進の過去問データベースは誰でも無料で利用することが出来ます。
先述したような充実した内容ながらも、後程ご紹介する会員登録をすれば簡単に使い始めることが出来るようです。
東進生でなくても利用できるというのは太っ腹ですよね!
過去問データベースを使う上での注意点
受験生からすれば非常にアドバンテージの大きなこのデータベースですが、もちろん使用上の注意点も存在します。
まず原則として、個人利用以外での使用は禁止となっておりその範疇を越えた大量のダウンロードなどは制限をかけられることもあるようです。
内容は無断転載せず、必ず自分の勉強のためだけに使用するようにしましょう。
印刷した過去問の販売なども厳禁です。
過去問データベースの登録方法
過去問データベースは誰でも使えるようですが、利用を始めるには何が必要なのでしょうか。
過去問を解き始めるための会員登録の内容を詳細にご案内します。
データベースへの登録内容
利用を始めるにあたって、利用者は下記の情報を入力する必要があります。
- 氏名、生年月日、性別
- 住所
- 在籍中・卒業した高校名
- 志望校(任意)など
以上、会員登録をするページでは10個の必須項目に回答する必要があるようです。
充実したサービスを受けられるからこそ、こちらから提供する情報は多く感じてしまうかもしれません。
ですが登録によって得られる恩恵は非常に大きい為、最近では受験生の中でも利用者が多くなっているようです。
過去問データベースの口コミ
実際に東進の過去問データベースを利用した受験生はどのように感じているのでしょうか。
その使い勝手や口コミなどをご紹介します。
過去問データベースの良い口コミ
まずはポジティブな意見からご紹介します。
東進の過去問データベースってサイト、あれ考えた人天才でしょ(???)
過去問全部持ってく必要が無くなるから、持ち物減って最高に良い(尚塾用のリュックは案の定パンパンである)— なむたろう (@76kara76kara) December 29, 2019
東進の過去問データベース、1問1答としては、すぐに解答見れて良いな
— スパもん (@spamooo) March 11, 2021
東進の過去問データベース神すぎ、無料で27年分見れるなんて
— 安部マリア (@xoxoxo_ene) May 4, 2021
インターネット上では、やはり無料にもかからわずこの充実したサービスを提供していることに驚きを隠せない方が多くいるようでした。
無料で自分の志望校の過去問を入手できるのであれば参考書代が浮きますし、自分の実力を確かめる非常に良いチャンスとなりそうです。
過去問データベースの悪い口コミ
一方で、次のような弱点も指摘されていました。
- 後期の試験問題が見当たらない
- 偏差値の高い大学しかない
- 解説などが足りない問題がある
- 赤本などと回答が違う
東進が無料で提供しているのであまり文句は言えませんが、一部問題が揃っていない大学・受験方式もあるそうです。
さらに赤本などと比べると解説の精度にも問題あり、とする声が見られました。
しかしこれも昔の話で、この記事が作成された現時点では改善されている可能性があります。
「自分の大学の過去問が解きたい…」と少しでも考えている方はぜひご利用ください!
過去問データベース以上のサポートを受けるにはどうすればいい?
今回ご紹介した東進の過去問データベース以外にも、志望校対策をするには様々な手段があります。
参考書を購入したり友達としのぎを削るなど様々な手段が考えられますが、最も効果的な方法は予備校に通うことです。
大学受験において各受験生の勉強スタイルに最適な予備校を選ぶことが出来れば大きな助けとなるため、当サイトでおすすめしている日本最大規模の予備校4つを総称した”四大予備校”から自分の予備校を探してみてはいかがでしょうか。
下記の記事では各四大予備校の特徴がまとめられており、自分に合う予備校を探したい方はぜひご参照ください!
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まとめ
この記事では、東進が公開している過去問データベースについてご紹介しました。
誰でも無料で利用できる上に内容もかなり充実しているため、志望校の過去問にチャレンジしたいと考えている方はぜひご利用ください。
また、より充実した対策を行いたいという方は予備校の利用も選択肢に加わります。
ぜひ悩み抜いて、後悔のない受験期を送りましょう!