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四谷学院はやめたほうがいい?予備校の特徴や口コミ・評判を解説

2023年07月02日 2023年12月19日

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みなさんのなかには受験に備えて学力アップを図るために、四谷学院に入ろうか検討している方もいると思います。

しかし四谷学院の口コミや評判をチェックしていると「やめたほうがいい」といった内容のものも散見され、入るかどうか迷っているという方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では「四谷学院はやめたほうがいいのか?」その判断材料として、四谷学院の特徴や実際の口コミ・評判について紹介していきます。

四谷学院はどんな予備校?2つの大きな特徴を解説

授業を受ける女子高生

四谷学院はブレーンバンク株式会社によって1974年に創立された予備校となっており、特徴として以下の2点が挙げられます。

・55段階個別指導
・科目別能力別授業

まずは、四谷学院の2大特徴ともいえる「55段階個別指導」と「科目別能力別授業」について知っておきましょう。

四谷学院の特徴①55段階個別指導

四谷学院では中学レベルの基礎から東大レベルまで55段階に分類されたテキストを用意しており、レベルに応じてそのテキストに沿って勉強を進めていきます。

そして段階ごとにテストを受けて採点・添削をしてもらい、その内容をもとに個別指導を受けて1段階ずつ着実にレベルアップを図っていく指導方法が「55段階個別指導」です。

生徒1人ひとりのレベルに応じて細かく段階が設定されているため、現状のレベルに見合った内容から学習でき効率良く学力アップを図ることができます。

四谷学院の特徴②科目別能力別授業

例えば東京大学を志望する学生が予備校に通う場合、東大クラスの「東大数学」や「東大英語」を受講するといったように志望大学に応じて全科目同じコースを受講するのが一般的です。

しかし人によって科目ごとに得意不得意があるため、すべて同レベルの授業を受けるとなると思うように成績が伸びない科目もあるでしょう。

そこで科目・レベルごとにクラスを振り分けて、毎月1回行なわれるテストでクラスアップを目指していくというやり方を四谷学院では「科目別能力別授業」と呼んでいます。

四谷学院はやめたほうがいい?口コミからリアルな評判をチェック

疑問を持った女子高生

四谷学院に入ろうか検討している方は、さまざまな塾・予備校の口コミサイトなどをチェックしていると思いますが、なかには「四谷学院はやめたほうがいい」という声も散見されるため、利用するかどうか迷っている方もいるのではないでしょうか。

そこでここからは実際の口コミを参考にしながら評判を確認し、本当に四谷学院はやめたほうがいいのかどうか判断していきたいと思います。

四谷学院の良い口コミから見る「やめたほうがいい」の真意

まずは四谷学院の良い口コミについて、いくつかピックアップしました。

55段階で丁寧に進んでいくので無理なく着実に実力が付くと思います。
参照元:塾ナビ
わからないところを質問しても丁寧に答えてくださる優しい先生がとても多かった印象でした。
参照元:評判ひろば
55段階指導は、僕のどんな些細な疑問も親身になって聞いてくれます。55段階指導は先生と仲良くなれて、時限の終わりに少し会話を挟んだりして、勉強とコミュニケーションの両立ができて、毎日たのしいです。
参照元:塾ナビ

四谷学院の特徴でもある55段階個別指導に関しては段階ごとに進められるため、着実にレベルアップできるという良い口コミも多く見受けられます。

また先生とコミュニケーションが取りやすく友好な関係性を築きながら、わからないところに対しても丁寧に対応してくれるといった口コミも多く寄せられていました。

ただ四谷学院の良し悪しは通う校舎や担任によって大きく分かれるようで、あまり丁寧かつ親身に対応してもらえなかったという方は「やめたほうがいい」と感じているようです。

四谷学院の悪い口コミから見る「やめたほうがいい」の真意

続いて四谷学院の悪い口コミについて、以下にまとめました。

教材は内容が不足気味な、簡略化された教科書でした。※一部抜粋
参照元:評判ひろば
担任の女性講師は、受け付け業務などもやっており、いつも忙しそうで、個別にゆっくりと相談できるようではなかった。そのため、話しやすい関係になることもできず全体的に子供にあってなかったように思う。
参照元:塾ナビ
対面授業の為、先生は次の授業があり、授業後にわからなかったことを聞くことが出来ませんでした。質問するには申し込み用紙に予約して質問する時間をとってもらうやり方ですが、不便です。教師は学生バイトではないということが裏目に出てしまいました。
参照元:評判ひろば

低評価の口コミのなかには、「教材の内容が充実していない」「わからないことがあっても質問できない」といった内容が多い傾向にあります。

先ほどの良い口コミとは打って変わって55段階個別指導に関しても、「テストもテキストも内容がひどい」といった書き込みがあり、55段階個別指導を目的に利用するならやめたほうがいいと考える方もいるようです。

また講師に質問・相談ができないとわからない箇所をそのまま放置することになるため、なかなか成績に結びつかなかったという方もいました。

四谷学院に通う前に確認しておきたいポイント

解説を聞きながら問題を解く女子高生

ここまで四谷学院の特徴と口コミ・評判について解説してきましたが、これらの内容を踏まえて四谷学院に通う前に確認しておきたいポイントを紹介していきます。

四谷学院はやめたほうがいいのかどうか迷っている方は、参考にしてください。

ポイント①テキストの内容が簡素

四谷学院の口コミをチェックしていると、四谷学院で使用されているテキストの内容が簡素的・薄いといった内容が多く見受けられました。

無駄がなくわかりやすいと感じる方もいるかもしれませんが、人によっては自分1人では理解が難しいという方もいるようです。

テキストの解説が「授業ありき」になっている可能性が考えられるため、自学自習で実力を付けていきたい場合はやめたほうがいいかもしれません。

ポイント②採点の待ち時間が長い

四谷学院の個別指導のなかで実施されるテストの採点は、答案用紙を持って列に並んで採点官に丸をつけてもらう仕組みになっています。

この採点にかかる待ち時間が非常に長い傾向にあり、その結果個別指導にかける時間が10分〜15分しかないケースも珍しくないようです。

短い個別指導で効率良く学習できる方にはおすすめできますが、満足のいく指導を受けられず疑問が解決できなさそうという方はやめたほうがいいでしょう。

ポイント③講師に質問しにくい

先ほどの口コミでも紹介しましたが、担任の講師や選択コースによっては「講師に相談する時間がない・丁寧に対応してもらえない」といった場合があるようです。

受験生にとってはわからない箇所をそのまま放置するのは避けたいため、自分で解決する力がない場合は「やめたほうがいいかもしれない」と思うようになる可能性があります。

また講師とコミュニケーションを取る機会が少ないと受験や勉強法の相談などもしにくくなり、モチベーションが下がってしまう恐れもあるでしょう。

四谷学院のやめたほうがいい理由と口コミ・評判まとめ

四谷学院の特徴は、以下の2点です。

55段階個別指導 中学レベルから東大レベルまで55段階に分けられたテキストをこなしてテストを受け、1段階ずつレベルアップしていくというもの
科目別能力別授業 科目・レベルごとに振り分けられたクラスに属し、毎月行なわれるテストを受けてクラスアップを目指していくというもの

四谷学院の口コミをチェックすると上記の55段階個別指導や科目別能力別授業が、自分の実力に合わせてレベルアップできるため良いという方も少なくありません。

一方で「テキストの内容が簡素」「わからない箇所があっても質問しにくい」といった口コミもあり、自学自習でしっかりと学力アップを図りたいという方や、自分でわからない箇所を解決できる力がない方はやめたほうがいいでしょう。

反対に「ある程度自学自習に慣れている」「参考書の内容が理解できている」「自分でわからない箇所を解決できる」といった方であれば、四谷学院はおすすめです。

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