コラム
大東亜帝国狙いにおすすめの大手予備校は?大学受験対策を徹底比較
“大東亜帝国” とは、大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、国士舘大学の5つの私立大学をまとめた総称です。
偏差値は50前後で難易度は中堅クラスですが、関東では特に知名度が高く、日東駒専に次ぐレベルの大学群として人気があります。
この記事では、まず大東亜帝国の特徴や入試情報を紹介した後、これらの大学を目指す際に大手予備校をおすすめできるのか比較しながら、選び方について解説していきます。
「予備校の選び方がわからない」「選び方のポイントが知りたい」そんな方はぜひ最後まで読んでください。
大東文化大学の特徴と偏差値情報

大東文化大学は2023年に創立100周年を迎えた歴史ある大学で、偏差値は35〜47.5です。
建学の精神として「東西文化の融合をはかり、新たな文化の創造をめざす」ことを掲げており、儒教を中心とした東洋文化の研究もしています。
そのため書道や中国文学、日本文学の分野で特に実績があり、有名な書道家を多数輩出していることも特徴です。
また近年では大学独自の奨学金制度「桐門の翼奨学金試験」を導入しており、合格者には4年間の授業料を全額免除しています。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 文学部 | 37.5~47.5 |
| 経済学部 | 37.5~45.0 |
| 政治経済学部 | 62.5〜65.0 |
| 外国語学部 | 35.0~42.5 |
| 法学部 | 35.0~40.0 |
| 国際関係学部 | 35.0~37.5 |
| 経営学部 | 37.5~40.0 |
| スポーツ・健康科学部 | 35.0~47.5 |
| 社会学部 | 40.0~45.0 |
大東文化大学の入試について
大東文化大学では主に、一般選抜、総合型選抜、学校推薦型選抜、共通テスト利用の4種類の入試方法を実施しています。
一般選抜の中には、英語民間試験のスコアを利用する入試方法もあるので、英語が得意な学生にはおすすめです。
総合型選抜は自己推薦書と面接により合否が判断されますが、総合型選抜の一つである基礎学力テスト型は例外的な評価基準が設けられています。
面接がなく学力テストの配点が高いため、他大学の総合型入試と比較しても、一般選抜に向けて勉強してきた学生が受けやすいのがメリットです。
東海大学の特徴と偏差値情報

東海大学は航空科学専門学校を前身としているため、海洋学部や航空宇宙学科などの独自性のある専攻が設けられているのが特徴的です。
それ以外にも23学部62学科と多くの専攻があり、幅広い分野で学べるのも魅力の一つです。
偏差値は35〜50(医学部は47.5~65)で、キャンパスは札幌から熊本までの全国8カ所に設置されています。
また2024年時点では学生数が約3万人で、大東亜帝国の中だけでなく、全国の大学と比べても非常に学生数が多い大学と言えるでしょう。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 国際学部 | 35.0~40.0 |
| 経営学部 | 40.0 |
| 観光学部 | 40.0 |
| 情報通信学部 | 37.5~40.0 |
| 政治経済学部 | 37.5~42.5 |
| 法学部 | 37.5 |
| 文学部 | 42.5~50.0 |
| 文化社会学部 | 40.0~47.5 |
| 教養学部 | 37.5~42.5 |
| 児童教育学部 | 42.5 ~ 47.5 |
| 体育学部 | 35.0 ~ 42.5 |
| 健康学部 | 35.0~40.0 |
| 理学部 | 37.5~45.0 |
| 情報理工学部 | 40.0~42.5 |
| 建築都市学部 | 37.5~42.5 |
| 工学部 | 35.0~42.5 |
| 医学部 | 47.5~65.0 |
| 海洋学部 | 35.0~47.5 |
| 人文学部 | 37.5 |
| 文理融合学部 | 35.0~40.5 |
| 農学部 | 35.0~37.5 |
| 国際文化学部 | 40.0 |
| 生物学部 | 35.0~37.5 |
東海大学の入試について
東海大学は一般選抜や共通テスト利用、指定校推薦に加え、多様な総合型入試を導入しています。
総合型選抜の適性面接型は、東海大学の総合型選抜の中で唯一、他大学への併願が可能です。
国公立大学への一般受験を考えている学生や、他の大東亜帝国を受験したい学生は検討してみてください。
また一般選抜では、1回分の受験で同一試験日の他学部や他学科にも複数出願ができます。
一般選抜なら1日3学科、2日で6学科まで、共通テスト利用なら6学科まで可能で、東海大学に合格するチャンスが増えるため、ぜひ活用しましょう。
亜細亜大学の特徴と偏差値情報

亜細亜大学は「自助協力」を建学の精神としており、自立した人間同士が互いに協力し、社会に貢献していくことを目指しています。
特にアジアの自由や独立を目指してきた背景から、アジア文化やアジア言語が学べるカリキュラムが豊富で、留学制度も比較的充実しています。
偏差値は35〜42.5ほどですが、就職率が99.2%と非常に高いことも特徴です。
就職へのサポートが手厚く、1年次から4年次まで一貫して一人ひとりに合わせた就職支援を行っています。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 経営学部 | 35.0~40.0 |
| 経済学部 | 40.0 |
| 法学部 | 40.0 |
| 国際関係学部 | 37.5~40.0 |
| 社会学部 | 40.0~42.5 |
| 健康スポーツ科学部 | 37.5 |
亜細亜大学の入試について
亜細亜大学も一般選抜や共通テスト利用、学校推薦、総合型入試など、入試方法は豊富です。
一般選抜は、全学部統一で国語と英語の2教科を受ける方法と、学科別で2〜3教科を受験する方法があります。
全学部統一入試では、英語外部試験の資格やスコアも使えるため、得意を活かせることが魅力です。
また総合型選抜のホスピタリティAO入試では、集団討論などの試験を実施していて、自己表現が得意な学生に特におすすめです。
帝京大学の特徴と偏差値情報

帝京大学は10学部33学科を有する総合大学で、偏差値は35〜50(医学部65)となっています。
医学部・薬学部・医療技術学部と医療系の学部が充実しており、大東亜帝国の中では特に医療系に強い大学です。
それぞれの専門知識を発揮して、連携しながら治療やケアにあたる「チーム医療」を実践的に学べます。
また基本理念に基づき、偏見なく幅広い知識を学び、柔軟でグローバルな視点を持つ人材を育成することを目指しています。
オープンカリキュラム制度によって、他学部や他学科の専門科目を学べるのも魅力的です。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 医学部 | 65.0 |
| 薬学部 | 37.5 |
| 経済学部 | 37.5〜40.0 |
| 法学部 | 37.5〜40.0 |
| 文学部 | 40.0~47.5 |
| 外国語学部 | 40.0~50.0 |
| 教育学部 | 40.0~42.5 |
| 理工学部 | 35.0~40.0 |
| 医療技術学部 | 35.0~47.5 |
| 福岡医療技術学部 | 37.5〜40.0 |
帝京大学の入試について
帝京大学では、総合型選抜、学校推薦、一般選抜、共通テスト利用が主な入試方法となっています。
特徴は試験日が複数回用意されていて、何度もチャレンジできるということです。
医療系学部を除く全ての学部で、総合型選抜、一般選抜型ともに3回ずつ日程があり、同じ学部・学科を受験できるので、リベンジが可能です。
医療系学部は人柄を重視した選考が行われるため、すべての入試方法で面接が課されています。
そのため面接対策を念頭に置いた予備校の選び方も大事です。
国士舘大学の特徴と偏差値情報

国士舘大学は西洋文化が広がった明治期に、日本人らしい精神や礼儀を重んじ、国家社会に貢献していく人材である「国士」を育成することを目的に創立されました。
偏差値は35〜50で、政経学部や理工学部、法学部、体育学部など幅広い分野での教育を行っています。
文武両道を理念とすることから、剣道や柔道を始めとしたスポーツでも多くの実績を残しており、卒業後は消防官や警察官などの公務員になる学生が多いことが特徴的です。
近年では「AI・データサイエンス教育プログラム」を開設し、次世代を見据えた教育にも力を入れています。
| 学部 | 偏差値 |
|---|---|
| 政経学部 | 42.5~50.0 |
| 体育学部 | 35.0~45.0 |
| 理工学部 | 40.0~42.5 |
| 法学部 | 40.0~45.0 |
| 文学部 | 40.0~47.5 |
| 21世紀アジア学部 | 40.0~42.5 |
| 経営学部 | 45.0 |
国士舘大学の入試について
一般選抜の「デリバリー選抜」と「中期選抜」は、1回の受験で2つ以上の学部に併願が可能です。
またその際、検定料の割引も行っているため、合格の可能性を高めたい人には魅力的な仕組みとなっています。
一般選抜は2〜3科目の学科試験の結果と、出願時に入力した調査書の内容によって合否が判断されます。
調査書では「主体性・多様性・協働性などに関する経験等」を100字~200字以内で入力することが求められるので、事前にまとめておきましょう。
それ以外にもAO入試や、スポーツ・武道選抜などの総合型入試も充実しています。
どの大手予備校が大東亜帝国におすすめ?

では続いて、大東亜帝国を狙うのにおすすめの大手予備校を紹介します。
ここでは河合塾、駿台、武田塾、東進を四大予備校として、それぞれの特徴を述べていくので、選び方の参考にして、自分にあったものを探してくださいね。
自分に合った選び方がわからない人は、まず自分の性格や勉強スタイルを分析してみましょう。
河合塾
河合塾で大東亜帝国を狙う場合、志望校の現役合格を見据えた “高校グリーンコース” の標準講座レベルを受講するとよいでしょう。
標準講座レベルは基本の理解と定着を目的としているため、基礎を徹底的に固めることが肝心な大東亜帝国を目指す人には最適です。
またチューター制度により、部活の状況や学力に応じて個人に合った学習プランを計画してくれるため、もともと勉強習慣がなかった人にも向いています。
東海大学や帝京大学の医学部を目指す人は、面接や小論文の対策も行ってくれる “特別選抜講座” の受講も検討してみてください。
“特別選抜講座” は東大・京大・医学部向けの難易度の高い講座で、受講のためには河合塾の「認定」が必要な場合があります。
全統模試や認定テストを受けることで認定を得られるため、より高いレベルでの講座を受けたい場合には公式サイトをご確認ください。
駿台
駿台は四大予備校の中では比較的、難関大学向けの塾となっているため、大東亜帝国を目指す人にはあまり向いていないかもしれません。
駿台では志望校ごとにクラスを分け、各レベルにあった集団授業を対面で行っています。
程よい緊張感の中ライバルを意識して学習できるのがメリットですが、自分のペースで勉強ができないというデメリットもあります。
授業に追いつけない人や勉強習慣がない人には難しいかもしれませんが、もとから勉強習慣のある人や大東亜帝国からそれ以上の大学を目指す人にはおすすめです。
駿台ではAIを使ったICT教材を導入しており、個人に合ったカリキュラムの作成やアプリでの学習を提供しています。
AIによるICT教材の導入は他の予備校と比較しても駿台ならではの特徴で、進路アドバイザーや講師だけでなく、AIの力も活用してサポートを行っています。
武田塾
武田塾は「授業をしない」という、他の大手予備校と比較して個性的なコンセプトを掲げており、参考書による自学自習をサポートしています。
自学自習と言っても、志望校や学力に合わせて、講師が学習の順番である“参考書のルート”やペースを決定し勉強を管理してくれます。
一人ひとりに特化した参考書ルートを作成しているので、東大や京大のような難関国立大学を目指す人から、大東亜帝国のような私立大学を目指す人にも最適です。
週に一度の個別指導ではテストで定着度を確認し、生徒とコミュニケーションを取りながら課題を把握します。
集団授業とは異なり、効率的に一人ひとりの問題点を解決できるため、偏差値が全く足りない状況からでも、逆転合格を目指せるというメリットもあります。
「もともと勉強する習慣がなかったが大東亜帝国に合格したい」そんな人におすすめです。
東進
東進は映像授業を視聴して、効率良く勉強を進められる大手予備校です。
映像授業はテレビでも活躍する有名講師たちによるもので、わかりやすさには定評があります。
90分×20回の授業で他の予備校では1年かけて学習することを、1ヶ月ほどで完了できる高速学習が特徴です。
動画視聴型の勉強スタイルなので、理解度に応じて1.5倍速で視聴したり、苦手な部分を繰り返し確認したりなど、比較的個人に合ったペースで学習ができます。
その一方で、対面授業なら感じられるライブ感などが薄く、強制力も弱いため、つい集中力に欠けてしまうというデメリットもあります。
自主的に勉強ができない人には難しく、勉強習慣が整っている人や難関大学を目指す人におすすめの予備校です。
偏差値35〜50ほどの大東亜帝国であれば、やや強制力がある環境で、基礎を確実に身につけていくほうが得策でしょう。
大東亜帝国にはこの大手予備校が良い!

それぞれの大手予備校を比較しながら、選び方のコツや特徴を解説してきました。
次に大東亜帝国の合格に必要なポイントを紹介してから、どの大手予備校が適切なのか解説します。
まず大東亜帝国の合格に必要なことを先に押さえておくと、偏差値50前後の大東亜帝国を目指すなら、単語の知識や基礎内容の理解など土台を確実に固めることが最も重要です。
これを踏まえて、おすすめの大手予備校2つを選び方も併せて紹介します。
参考書を1冊ずつ仕上げる武田塾
大東亜帝国の合格には「基礎」が求められるため、武田塾の参考書学習が最適です。
武田塾では参考書を1冊ずつ完璧になるまで取り組み、毎週のテストでも完璧に答えられるまで同じ範囲を繰り返します。
確実に基礎を定着させられるため、基本が求められる大東亜帝国を目指すにはおすすめの予備校です。
また自学自習を徹底管理する仕組みで、一人では続かない人や勉強習慣がない人でも継続しやすいことがメリットです。
武田塾では無料の受験相談を受け付けているので、気になる方は検討してみてください。
チューター制度が充実している河合塾
河合塾では一人ひとりに合わせて学習計画が立てられるため、勉強習慣があまり無かったり、一人で勉強するのが難しいという生徒さんに向いている予備校です。
また、レベル別にコースが充実しているため、大東亜帝国志望にあった講座が受けられるのもおすすめポイントの一つです。
河合塾では、実際に授業の雰囲気や自習室の利用ができる体験授業もあるため、興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
大東亜帝国におすすめの大手予備校は?まとめ
今回は大東亜帝国それぞれの大学を紹介したあと、おすすめの大手予備校を比較して、特徴や選び方を解説しました。
大東亜帝国は偏差値50前後で、難易度は中堅クラスですが、相応しい勉強をしなければ不合格の可能性は十分にあります。
基礎が求められる大東亜帝国の入試のためにも、基礎学習が徹底していて、じっくりと学べる予備校が向いています。
今回紹介した予備校の選び方や比較した内容を参考にして、自分に合った予備校を検討してみてください。
各予備校で体験授業や無料相談などを受け付けているので、気になったら一度行ってみてはいかがでしょうか。