塾に通っている方で宿題の量に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
学生の方だと、学校の宿題もこなしながら予習・復習をして塾の宿題をするとなるとかなり時間がかかりますし、さらに塾の宿題が多いと予習・復習が満足にできないなんてこともありえます。
そこでこの記事では、塾の宿題が終わらない方や宿題が多いという方に向けて宿題の適量・対策・対処法について詳しく解説します。
塾の宿題量に困っている方はぜひ参考にしてみてください!
塾の宿題が多い・終わらない理由とは
「なぜ塾の宿題が多いのか」「塾の宿題がどう頑張っても終わらない」と悩んでいる方はいらっしゃると思います。
そこでどういった理由で塾の宿題が多いのか・なぜ宿題が終わらないのかについてまとめました。
塾の宿題が多い理由・終わらない理由は以下の通りです。
②レベルが合っていない
③宿題の量が多い
④時間が足りない
⑤集中していない
上記5つに心当たりはないでしょうか。
「塾の宿題が多い」や「塾の宿題が終わらない」と言ってもそれらには理由がいくつか存在します。せっかくお金を払って塾に行くのであれば、少しでも多くのことを学んだり成績をアップせさせたいなどの目標や気持ちがあるはずです。
もし上述した5つの理由に心当たりがある方は以下で対処法や改善策などを紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
塾の宿題が多い時・終わらない時の対処法
上記では塾の宿題が多い理由や塾の宿題が終わらない理由について述べました。
では塾の宿題が多い・終わらない時はどうすれば良いのか知りたい方が多いはずです。そこで以下では今日からすぐに出来る方法から根本的に改善できる方法をまとめました。
ぜひご自身に1番合う方法を見つけて試してみてください。
塾の宿題に優先順位をつける
1つ目は「塾の宿題に優先順位をつける」です。
塾の宿題は全て出来るのが理想ですが、部活動や学校の宿題などで十分な時間が取れない日があるでしょう。
そこで塾の宿題を全て終わらせようとはせずに宿題の中でも優先順位をつけて、優先順位の高い宿題からこなしていくというものです。
例えば苦手な教科や完璧に理解しきれていない教科や単元から解いていき、暗記や読み書きの宿題は後に回してください。
そうすることで、全部の宿題をこなそうとする焦りが無くなりきちんと宿題に取り組むことができます。
また、後回しにした暗記や読み書きの宿題は生活の中にある移動時間や休憩などの隙間時間で少しずつ取り組むことが出来るとより良いでしょう。
宿題をただこなすだけでは、頭に情報や知識が蓄積されないだけでなく時間を無駄にすることにもなるため、宿題が多い方や終わらない方はぜひ宿題に優先順位をつけてみてください。
塾の講師に相談をする
次は「塾の講師に相談をする」です。
塾の宿題がとても多い・どうしても終わらないという方は塾の講師に「なぜ宿題が多いのか」「どういう狙いがあるのか」「宿題の量は適切なのか」「減らすことは可能なのか」を1度相談してみることをおすすめします。
塾の講師の方も何か考えや狙いがあってそうしているのかもしれません。
もしそうであれば、今のご自身の生活リズムや勉強に使える1日の時間などを説明して志望校や現在のレベルなどを加味した上で講師の方と相談し、無理のない適切な量に変更してもらいましょう。
時間の使い方を見直す
最後は「時間の使い方を見直す」です。
上記で記載した「②レベルが合っていない③宿題の量が多い④時間が足りない」は塾の講師に相談することで改善することが可能ですが、「①時間を効率良く使えていない⑤集中していない」はご自身で今すぐ改善することが可能です。
限られた時間を効率良く使えてない理由や集中できてない理由は何なのかを自己分析することをおすすめします。
スマートフォンやタブレットなどの電子機器をついつい長時間使ってしまったり、部屋の片付けや読書などをつい始めてしまったりしていませんか。
15分勉強して5分休憩する勉強法を試してみたり、無理のない実行出来る範囲内でタイムスケジュールを作成するなどしてみてはいかがでしょうか。
もし、どうしてもスマートフォンが気になるようであれば通知機能をオフにしたり、スマホの使用時間が管理できるアプリや機能などを利用してみてください。
注意点
塾の宿題が多い時・終わらない時にできる対処方法をいくつか紹介しましたが、それと同時に注意して欲しいことがいくつかあります。
以下では注意して欲しいことをいくつか紹介するため、対処方法と併せて読んでください。
生活リズムを崩さないようにする
1つ目は「生活リズムを崩さないようにする」です。
塾の宿題を終わらせようと一生懸命取り組むことは素晴らしいですが、生活のリズムが乱れて十分な睡眠時間が取れなかったり体に支障がきたすようになっては本末転倒ではないでしょうか。
学生の方で睡眠時間を大幅に削って勉強に取り組む方がいらっしゃいますが、効率良く勉強する上で欠かせないのが上質な睡眠です。
そのため、睡眠時間を削って勉強するということはとても非効率でもったいない時間の使い方をしており、お世辞にも賢い時間の使い方をしているとは言えません。
よって、宿題が多かったり終わらない時も体が十分休まるだけの睡眠時間だけは必ず確保しましょう。
無理してその塾に通い続けない
2つ目は「無理してその塾に通い続けない」です。
塾に通い続ける理由は色々ありますが、、仲の良い友達がいるから・周りの評判が良い・みんなが通っているからなどの理由で塾を通い続けている方はいないでしょうか。
塾に通う目的や意味をもう1度考え直し、本当に自分の生活スタイルや学習頻度などに合っているのか考えてみてください。
日本には全国展開の塾や個人塾など数えきれないほどの塾があります。もし他にも通える距離に塾があるのであれば、今通っている塾に無理にこだわらず1度相談や話を聞きに行ってみるというのはいかがでしょうか。
もしどうしても今の塾を変えたくないという場合は、クラスのレベルや指導内容が変更できるか塾の講師に相談してみると良いでしょう。
答えを写すだけにならないようにする
3つ目は「答えを写すだけにならないようにする」です。
塾の宿題を取り組む時に何を目的に取り組んでいますか。いくら量が多かったり終わらないからといって解答を全て丸写しをして、とりあえず宿題を終わらしていないでしょうか。
解答を写して勉強する学習方法もありますが、それは全てに当てはまるわけではありません。
1度でも問題や単元の理解を怠ってしまうと、それ以降の問題や単元が全く理解出来なくなることがあります。そうなると分からない箇所を探す作業から始まるため、非常に時間がかかり非効率です。
宿題を終わらすためだけに解答を写さないようにすることをおすすめします。
子どもの塾の宿題が多い・終わらない時
ここまでは塾に通っている方に向けて情報をまとめましたが、子どもが塾に通っていて宿題が多い・終わっていなくて困ったり悩んでいる保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで以下ではそんな保護者の方に向けてどのようにすれば良いのかまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
ルールを一緒に決める
最初は「ルールを一緒に決める」です。
保護者は塾の講師よりも子どもの生活リズムや生活スタイルが分かっているはずです。そこで、子どもが塾の宿題に無理なく取り組めるように一緒にルールを決めることをおすすめします。
例えば、「〇〇時から〇〇時まではこの教科の宿題をする」や「今日は最低でも〇〇ページから〇〇ページまでの範囲を終わらす」などです。
そうすることで、子どもだけでなく親子で塾の宿題の進捗度を把握することができ、家庭内で勉強に対する一体感も出てくるのではないでしょうか。
塾に相談をする
次に「塾に相談する」です。
上記の注意点で子ども自らが塾に相談する方法を少し記載しましたが、全員が自分で塾の講師に相談できるとは限りません。また保護者の目線や保護者だからこそ言えることも中にはあるはずです。
塾に相談に行く前に1度子どもと塾や塾の宿題、塾に行く目的や生活スタイルなどについて話をしてから、塾に相談をしに行くと子でもの意見や気持ちを汲み取った解決策が見つかるでしょう。
塾に子どもが通うのは保護者のためにならないように、あくまでも子どもの意見ややる気を尊重してください。子どもの勉強に対するやる気も尊重するかしないかでは大きく変わってくるはずです。
塾の宿題が多くて終わらない時の対処法について|まとめ
いかがだったでしょうか。
塾は宿題を多く出すことが多いですが、部活や習い事など勉強以外でも忙しい学生にとって塾の宿題が多いのは負担になっていることが多いでしょう。
ですが塾の講師も目的や狙いがあって宿題の量や範囲を考えているため、宿題を全て終わらすためだけに答えを写すなど宿題を終わらすことが目的にならないようにしてください。
もし宿題が多くて終わらないという時は、塾の宿題に優先順位をつける・塾の講師に相談をする・時間の使い方を見直すという方法をぜひ試してみてください。
それでも塾の宿題が多かったり終わらない場合は、クラスの変更や塾の変更などを考えるのも良いでしょう。
塾に通う目的を見失わないようにして、今よりも成績や偏差値が上がるように頑張ろう!