基礎から固める勉強法
河合塾の1年を通したカリキュラムは、基本的にどのコースでも春~秋は基礎を固めていく期間になります。
本番問題や過去問をひたすら繰り返す事で受験対策ができると考えられる事が多いですが、基礎分野を理解していないと根拠が理解できず答案作成能力の向上にはつながりません。
この答案作成能力が身につかないと、せっかく予備校に通っていても効率が非常に悪くなって今います。そこで河合塾では春~秋の授業では基礎を固める時期となっています。
河合塾のカリキュラムでは具体的にどんなことをしていくのか見ていこう!
春の基礎固め
河合塾では春シーズンのカリキュラムは基本的に基礎を重点的に行います。いつまでにどのレベルの学力をどうやって身に着けるかを明確にし、授業をとおし着実にレベルアップしていくことを目指します。
まずは基礎を理解し、演習で定着させる。これを繰り返すことで高校生で勉強する範囲の基礎をしっかりと身に着けられます。
基礎分野をしっかり定着させることで、応用分野を根拠から理解することにつなげていきます。
秋から受験直前にかけて
秋から受験直前までのカリキュラムも充実のないようになっています。
夏期講習もそうですが、秋には苦手分野を克服するためのカリキュラムが組まれます。さらにセレクト講座といった大学特有の形式や問題に対応するための講座もあり、本格的に受験対策に向かっていきます。
冬から受験直前に関しては、主に実戦形式で試験に慣れていくためのカリキュラムが組まれています。
センター試験対策はもちろん、志望校別個別指導や添削指導などあらゆる分野で受験生が志望校合格できるように導いてくれます。
河合塾のカリキュラムの口コミ
河合塾のカリキュラムについての口コミは、「授業が基礎から丁寧に教えてもらえるので分かりやすいものだった」や「通常授業だけでなく推薦入試に対応してくれたり、その時期に合わせた授業をしてくれるので良かった」などのの良い意見が多くありました。
しかしその反面、「学校の授業よりも河合塾の授業が進む速度が遅い」や「地域によって受講できるコースが少ない地域がある」など課題を指摘する口コミもありました。
やはり予備校の相性もあるということじゃ!
しかし、基礎をしっかり固めてくれるのは確実に力をつけることができるのではないか?
河合塾のコース・カリキュラム
河合塾では塾生の目的に合わせたコースが100通り近く用意されています。
夏期講習の講座も約200種類を超えており、塾生が目的に合わせたコースや講座を選択できるようになっています。ここからはその一部を紹介していきます。
また映像授業を行う河合塾マナビスもあり、自分のペースで勉強したい人にはそちらがおすすめになります。
現役生は高校グリーンコース
河合塾の一番王道のコースで現役生を対象に、第一志望合格を目標にするコースです。
1コマ90分の対面授業で100を超える講座から、受講する講座を選択できます。塾生がどの講座を何コマ受講するかも自由に選択できるので、そのコースの内容は数えきれないほど種類があります。
授業時間の90分は入試本番と同じ時間で、90分持続できる集中力を身に着けることで本番力が身につきます。
またチューターという進路アドバイザーが塾生にあったカリキュラムを提案してくれます。
現役で志望校合格を目指す塾生はまずはこのコースを選んでおけば間違いないでしょう。
高卒生は大学受験科
このコースも河合塾の王道の1つで高卒生を対象にした高校グリーンコース同様第一志望合格を目標にするコースです。授業時間も90分ですが主に早い時間帯での授業が多くなります。
このコースではどの大学を目指すかによって別のカリキュラムが組まれており、各大学の対策など高校グリーンコースより具体的に第一志望を目指した勉強が可能になっています。
また寮なども完備されているので、遠方の方は入寮するのも良いかもしれません。
このコースも高卒生は大学受験科を選べば間違いないといえるほどの王道コースです。
その他のコース
上の2つの王道コースだけでも莫大なコース数がありますが、河合塾ではその他にもコースがあります。
具体的にはフランチャイズ経営の物も混じってしまいますが、河合塾マナビスでは映像授業を取り扱った授業が行われ、1000講座を超えるラインナップから講座を選ぶことができます。またK会では少数精鋭のレベルの高い授業を行うものあれば、高校中退者や高認生を対象にした河合塾COSMOや東大合格を目指すMEPLOなど目的やレベルに合わせた様々なコースが完備されています。
入塾する人の目的に合わせて、満足できるように莫大な講座数や様々なコースを準備してくれているのじゃ!
変化する河合塾
2021年度からセンター試験が廃止になり予備校としても変化が求められる時代になってきます。
今までの出題傾向とは大きく異なる視点の問題が多くなるため、各予備校もそれに向けてカリキュラムや授業も変えていかなければならないでしょう。
では河合塾ではカリキュラムや授業にはどのような変化があるのでしょう。
自分で考える新カリキュラム
センター試験が廃止となるので予備校もそれに合わせて変化していかなければならないでしょう。
大手予備校だからといって、今回の変更で確実に実績をあげられる保証はないでしょう。どこの予備校も対策してくるからには河合塾も負けていないです。
河合塾では出題傾向を予測し、自分で考える力を育てる新カリキュラムを導入したり、他の生徒の意見を聞く機会などを授業の中で設け、大手予備校として蓄積してきた対面授業のノウハウを河合塾の強みとして最大限に生かしています。
入試制度が変わっても大手予備校として蓄積したノウハウで多くの合格者を輩出する準備はできているのではないでしょうか。
河合塾のコース・カリキュラムまとめ
今回は河合塾のコースやカリキュラムについて紹介してきましたがいかがでしたか?
大手予備校として多くの合格者を輩出してきただけのことはあり、どんな要望にも対応できるコースラインナップではないでしょうか?
今後入試制度が変更となり、予備校も変化していく時代になりますが、河合塾は新しい入試制度に合わせた新カリキュラムも導入しているので、予備校選びやどんな講座をとればいいか分からなくて迷っているなら河合塾に入塾しておけば間違いなしです!